2125965 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

トルコとイスタンブール、ちょっと投資

トルコとイスタンブール、ちょっと投資

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

volkan1992

volkan1992

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

Freepage List

Headline News

2023.07.18
XML
カテゴリ:社会問題
 今日(16)は、715日クーデター未遂事件とトルコ経済(OTV税率の引上げとエルドーアン大統領の中東詣で)を紹介します。

 なお、敢えて紹介しますが、アメリカで行われていたバレーボールネーションズリーグ2023ファイナルラウンドでトルコ女子が初優勝し、併せて世界ランキングも史上初めて1位に上昇しました。心からお祝い申し上げます。なお、バスケットボールも男女ともかなりハイランキングです。サッカーでは女子は聞いたことがありませんが、男子も日韓ワールドカップの3位が最後?で、その後は基本的に低迷常態と言えそうです。が、今年は少し明るい状況のようです。トルコ人は基本的に団体スポーツが苦手と思われますが、それでも、バスケットボール男女とバレーボール女子はかなり上位を維持しています。 


 ブログ更新のための励みにしていますので、クリックを是非よろしくお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 為替ブログ トルコリラへ

にほんブログ村


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

無添加 大粒 ドライいちじく トルコ産 1kg 砂糖不使用山の上でとれる一番上質なグレード ドライフルーツ ドライイチジク トルコ産いちじく トルコいちじく ドライフルーツ 専門店 目利きの品 送料無料 上野 アメ横
価格:2,980円(税込、送料無料) (2023/6/30時点)


 
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

チャイグラス(チャイバルダック)2客セット/トラッドレッドCay Baldagトルコお土産
価格:1,760円(税込、送料別) (2023/6/30時点)


 


 前回、「(ストルテンベルグNATO事務局長及びクリステション・スウェーデン首相との)3者会談に入る前の裏交渉でエルドーアン大統領が心から嬉しく思うことが約束されたのではないかと言われています。その約束は、管理者が予想したように後継者問題(=息子の収賄容疑?など)であるという説もあれば、トルコ経済(=IMF融資や直接投資の約束など)といったことが指摘されていますが、現時点ではこれも藪の中です。715日クーデター未遂事件に関しても、明らかなのは、『一部の部隊(軍人)がクーデター未遂を起こした』と言うことだけ”と紹介しましたが、これに倣えば、“明らかなのは、『エルドーアン大統領が大喜びするなにかの提供が約束された』と言うことだけ”ということになりそうです。」と紹介しましたが、今日はこの部分に関する追加情報・解説という意味になります。


 まず、715日クーデター未遂事件に関してですが、時々紹介している“ディープな情報を持っている新聞記者”の解説の紹介です。管理者もこれまで繰り返し「事件の真相は藪の中」だと紹介してきましたが、この情報を隠そうという強力な力が働いていることをこの新聞記者は、「警察、検察、裁判所だけではなく、野党も反政府系の報道機関・記者も、誰も真相を究明しようとしない」と指摘していました。そのかなでも、この新聞記者は、エルドーアン大統領をマルマリスで暗殺するために派遣されたチームを率いていたとされる元中将が4年ぶりに法廷で発言する機会を得たことを紹介していました。そして、「これほど重要な情報を誰(どの新聞記者や野党関係者)も報道、指摘しようとしていない」と述べていました。管理者はこの新聞記者の言っていることが本当か、ましてや、暗殺チームを指揮していた中将の言うことが本当かどうかは全く分かりません。それでも、これまで分かっている?こと、指摘されていることと比べれば、余程筋が通っていると思われる内容でした。暗殺チームはエルドーアン大統領がいたとされるマルマリスから飛行機で1時間程度離れたイズミルの空港で何時間も待たされたとのことです。そして、今チームが派遣されるよりもさらに数時間前にマルマリスで戦闘が起こり、警察官2名が殉職しています。裁判でも25人の証人が、中将の指揮するチームが来るよりも何時間も前から戦闘が行われていたことを証言しているそうで、「一人か二人が時間を思い違いすることはあるかもしれないが、25人もまとめて時間を思い違いすることはあり得ない」と指摘していました。そして、「なぜ“本命の暗殺部隊”が、事実上、戦闘が終わるまで派遣されずにイズミルで待たされていたのか?」という大きな疑問が再び起こりますが、先走って言えば、「エルドーアン大統領がイスタンブル・アタテュルク空港の着いたとされる時間との整合性を取るため」と言われています。以前から、エルドーアン大統領はイスタンブルに着いたとされる時間よりも何時間も前にイスタンブルに到着していたという指摘があります。今回さらに重要な指摘は、誰が調整していたのか、つまり黒幕が誰かは相変わらず不明ですが、“クーデターを起こそうとする、目的も背景も異なったいくつかのグループが存在していたこと”を、この中将は明らかにしました。この中将は「自分はアタテュルク主義者であり、積極的にこの作戦に参加した。軍と警察、MIT(国家諜報庁)の一部から、“警察・検察が機能していない。これに代わって、エルドーアン大統領をはじめ、一部の政治家を拘束し、裁判に掛ける。そのための、少人数の部隊による、極限定的な警察行動となる”との説明を受けて、実現可能性、目的を考慮して参加することとした。しかし、現実には、マルマリスでは、自分たちが行くよりも何時間も前に襲撃が行われ、また、イスタンブルでは第1ボスポラス大橋(現在は、715日戦死者追悼大橋)を閉鎖し、アタテュルク空港が占拠され、アンカラでは国会や大統領府が爆撃されていて、最初の説明と全く異なっていた。このようなばかげた行動がなぜ行われたのか全く分からない。」と述べているそうです。つまり、「アンカラとイスタンブルでのクーデター軍?の行動は、人々の関心・怒りを集めるだけで、事態掌握には全く役に立たない、意味不明の行動であること。そこでなぜ、200人を超える死者を出す必要があったのかも、全く不明」ということだそうです。そして、この新聞記者が指摘したのは、「マルマリス、アンカラで使われたヘリコプターやF16戦闘機に関する情報、特に決定的な意味を持つレーダー記録情報が裁判の証拠として一切提出されていないため、マルマリスで実際にエルドーアン大統領を襲撃したチームが所属がどこで、どこから来てどこに帰ったかも未だに不明のまま」とのことです。そして、「アタテュルク空港や第1ボスポラス大橋での戦車の行動と同様、大統領府では外側の道路だけが銃撃され、壁にすら1発の銃弾も受けておらず、また、国会も基本的には中庭が爆撃され、建物にはそれほど大きな被害が出ていない」という状況(=故意に攻撃を外した、目標を建物本体としていなかった)だそうです。このような状況もあり、当初から「管理されたクーデター」あるいは「なんちゃってクーデター」という疑惑が指摘されていましたが、事件から7年間が経過した今も、警察も検察も、軍も、MITも、裁判所も政治家も、そして野党も反政府系の報道機関も、誰も真相究明に努力しない、協力しないという状況が続いているとのことです。なお、クーデター実現後に役割を担うことになっていた「改革委員会・閣僚リストや高級官僚リスト」の存在も明らかになっているにもかかわらず、その中で捜査対象となった人はほんの一部で、それどころか、一部には今でも軍内部で昇進を続けている人がいるとのことです。そして、逮捕され、収監されているも元軍人に対してアカル前国防大臣(事件当時は参謀総長)が当時出した「緘口令」が今でも有効で、元軍人(特に将校)たちからはクーデター未遂事件に関する重要な発言はあまり行われていないそうです。


 結局、本気でクーデター(エルドーアン大統領の逮捕・裁判)を考えていた軍人の存在がある一方で、クーデターとは全く無関係のデモンストレーションも行われていたなど、このクーデター未遂事件には多くの要素・主体が加わって実行され、失敗後は、トルコ軍及び政治家を中心に、野党及び反政府系の報道機関を含めて、「誰も真相を究明しようとしない状態」が続いている、ということになります。


 715日クーデター未遂事件に関する説明が長くなりましたので、エルドーアン大統領の中東詣でや、ガソリン・軽油、天然ガスに掛けられている特別消費税(OTV)の爆発的な税率引上げに関しては、次の機会に譲ることとしますが、一言だけ紹介します。上で紹介したOTVをはじめとして、税金・手数料を引き上げたのは全て7月に入ってからであり、そのため、国家公務員給与、年金などの引上げの計算根拠(6月末までのインフレ率)には含まれませんが、賃上げが労働者の給与に反映される前に既に税金は上がっています。また、年金の引上げ率は国家公務員給与や民間労働者の最低賃金と比べても最低の上昇率で、わずかに15%程度になっていますが、前回の値上げ時に年金+国家補助として7500リラの最低額を受け取っていた人は、15%の引上げが行われても、もともとの年金額が低いため(例えば6500リラなら、7,445リラとなります)7500リラを超えることができず、「年金引上げ額はゼロ」という人も相当多数に上っているそうで、飢餓水準を大幅に割り込んだ収入しかない人がかなりの割合になると言われています。


 


 


 ​​ トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。


社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想

 今日はトルコのガラス製品を紹介します。
 トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。






今日はトルコ・コーヒーも紹介します。




ここからはブレスレッドです。





















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023.07.18 14:20:39
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.