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2023.09.03
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カテゴリ:社会問題
 今日(91)は大きな動きは出ていませんが、最後の更新から1週間が経過しましたので、最近の動きを紹介します。とは言うものの、最初に紹介しましたように、特に変わったことがある訳ではありません。つまり、また、暗い話題になってしまいます。

 なお、明るい話題はいつもどおり、女子スポーツです。女子バレーボールのヨーロッパ選手権であさって(3)、トルコとセルビアが決勝戦を行うとのことです。最低でも銀が確定しています。

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 前回、最後の雑感で、「一方で、国内政治の面では、野党の足並みが乱れまくっていること(現時点では、来年3月の統一地方選挙で統一歩調が取れるとはとても考えられない状況)、エルドーアン教徒がトルコの人口(有権者)40%以上存在し続けていること、その結果、統一地方選挙で現状を下回る結果になることは考えられない状況であること、そして、例え現状を下回っても早期選挙(大統領及び国会議員の選挙が同時)を行う必要が生じる可能性は1%もないと考えられることなど、エルドーアン大統領はあと4年以上我慢することが可能な状況にあるため、“現状は危機的状況にはない”と考えます。」と紹介しましたが、この“流れ”から全く変わっていません。つまり、この1週間でこの見方を覆すような動きは出ていません。

 とは言うものの、説明が不足していて、誤解を招いている可能性もありますので、もう少し詳しく紹介します。“現状は危機的状況にはない”と紹介しましたが、それはあくまでも“エルドーアン大統領の目から見て”、あるいは“エルドーアン大統領にとって”という意味であって、“一般トルコ市民の日常生活において”という意味ではありません。1つは、これまでも何度も紹介してきましたように、「“給与水準、年金水準は、健康的な最低限度の生活を維持するための水準(飢餓水準)”をはるかに下回った水準の給与や年金しかもらえていない人及びその(扶養)家族が、全人口の過半数」に上っていると思われる状況で、かつ、高インフレ率が継続し、それどころか今後しばらくは再上昇することが確実視されているため、一般トルコ市民の過半数の生活は極めて厳しい状況にあります。トルコもアングラ経済(闇経済)が大きいので、“目に見えない(=所得を補足できない、統計に出ない)収入”が相当あったことは事実ですが、典型的な“無税・無社会保障費の仕事であり、家計の第2の収入源であった“家政婦=掃除婦(主婦のアルバイト)”についても、掃除婦を雇う余裕のある人がどんどん減っているので、こちらも相当細っていると考えられます。また、“年金をもらっている人で、まだ働きたい人”も相当増えているようですが、こちらも働き先が無かったり、“最低賃金以下の給与、無社会保障”でしか雇ってもらえなかったりで、家賃・食費・光熱水費をまともに払える人がどんどん減っている状況です。トルコでも、親族・家族や隣近所関係などの社会安全網(セーフティーネット)がいまでもある程度は機能していますので、何とかなっていますが、これがいつまで耐えられるかは誰にも分からない状況です。

 ここまでが社会状況の説明でした。そして、ここからは“これがいつまで耐えられるかは誰にも分からない状況”を紹介します。かなり以前から、“法治国家ではなくなった=依怙贔屓と敵の(徹底的な)弾圧が行われている”という状態、もう少し具体的に書けば、“エルドーアン大統領(及びその関係者)が勝手に法律を執行し、判決を下す”とでも言えそうな状況となっています。つまり、“法律があってもなくても、判決があってもなくても、エルドーアン大統領(及びその関係者)が言ったとおりになる”という状況になっていますので、後ろ盾がある人は特に、つまり、癒着企業やマフィア、あるいは、それらを目指すような新興集団が、警察をはじめとする治安組織を全く恐れなくなってきています。そして、反政府系メディアが「テキサスと同じ状態」と呼ぶような状態になっています。「テキサスと同じ」と言えば、アメリカに失礼になってしまいますので、「西部劇の時代と同じ状況で、私兵集団同士が街のあちこちで銃を撃ち合ったり、あるいは警察に対して発砲したりするような状態」になっています。具体的には、2023825日の報道ですが、「2023年、トルコでは7月末までに1938件の銃を使用した事件が発生し、1,200人以上(1日平均6人以上)が亡くなっている」とのことです。そして、この報道の前後には、イスタンブル市キャーウトハーネ区で麻薬捜査を行おうとして警察官に対して犯罪組織関係者がスナイパー銃などを使って銃撃し、警察官2人が殉職するという事件も発生しています。つまり、「そもそも政府自体が法律を守っておらず、法律など守る必要はない。裁判も全く無意味。だから、したいことは何でもできるし、政府は頼りにならないから、自分がヤラレル(殺される)前に相手をヤル(殺す)必要がある」という雰囲気が社会の中に広がっているという状況です。上で紹介した警察官への発砲事件だけではなく、部族(一族)同士の集団銃撃戦、喧嘩が高じた銃撃事件はナイフを使った殺傷事件、車強盗、街中やレストランでも銃撃戦など、西部劇やゴッドファーザーをはじめとする禁酒法時代のマフィアを扱った映画のようなシーンが実際に起こっています。更に、アメリカではあまり(ほとんど?)聞かれない、妻・元妻、あるいは恋人・元恋人を銃殺、刺殺、高層階から突き落として殺害した夫・元夫、恋人・元恋人などのニュースが頻繁に報道されています。そして、女性団体は、実際に亡くなった女性の何倍もの「不審な事故(=高層階からの落下死)や自殺」が存在しているとのことです。

 勿論、「これらの事件は、トルコの日常生活に大きく影響を与えるほどには広がっていない」と言うことは可能です。しかし、これらの事件・状況は鎮静化する方向にあるのではなく、悪化していると考えられます。今後は、真剣なマフィア対策・麻薬対策のほか、銃規制も必要になります。そして、女性の権利、と言うよりも女性の生命を守るための対策・教育が必要になります。しかし、残念ながら、上でも紹介しましたが、「魚は頭から腐る」という状態となっています。経済をはじめ、法律、裁判、行政、教育、社会などを総合的に見た場合、“トルコ社会は良い方向に進んでいる”とはとても言えない状況です。

 その背景としては、「経済政策の失敗」や「国の私物化」があることは明白と思われます。それに加えて、(健全)野党の不存在、あるいは、独裁体制の確立という問題が存在している状況です。「圧倒的多数のトルコ人若者の夢は“先進国へ移住すること”」という、いわゆる「普通の国」では、少なくとも中進国以上、あるいは、経済発展が続いている国、国民が自国の未来を信じている国では、決して聞くことがない様な、非常に悲惨なアンケート調査結果も出ています。医師の例を挙げると、外国に移住するための“医師として善良であることを記載した証明書”の発行を医師協会に求めた医師は、2012年には1~8月期に22人でしたが、2022年同期には1,684人、今年同期は1,964人が申し込んだとのことです。いかにトルコからの医師(頭脳)の流失が進んでいるかを示す数値となっています。

 そして、管理者がこれまでしばしば紹介している解説者は、この状況を、「約20年前には、トルコはEU加盟候補国(民主主義、法の支配などを受け入れる国)と受け止められていたが、今や、中東あるいは中央アジアの半独裁国家(と同じカテゴリー)に分類されている」と指摘していました。脱線しますが、管理者がいつも使っている“エルドーアン教徒”のことを、この解説者も、「エルドーアン大統領がトルコを(イスラム国家として?)再生させたと考え、信じている彼らにとっては、エルドーアン大統領が(世俗主義者・民主主義者のトルコ人にとっての)アタテュルク()大統領の役割にとってかわっている。エルドーアン大統領を信じる人は、エルドーアン大統領のためなら何でもするし、どんなことにも耐えられる。エルドーアン大統領が失脚することなど、絶対に受け入れることができない人々である」と指摘していました。管理者にとってアタテュルク()大統領は、「国のため、国民のためを考え(ていたことが大部分で)、その行動のほとんどは合理的に説明ができる」という存在ですが、エルドーアン教徒がエルドーアン大統領のどこに、そのような要素を見出しているのか、全く理解できません。そのため、管理者はそういう人々を「エルドーアン教徒」(=合理性ではなく、信仰としてしか説明しようがない存在)と一言で説明しています。

 今日は野党の状況について紹介できませんでした。またの機会に譲ります。


 


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Last updated  2023.09.03 12:50:07
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