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私家版 さいたまの石仏

私家版 さいたまの石仏

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☆いたやま☆

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自転車とカメラが趣味で、気軽に写真を撮っています。
お地蔵様や庚申塔などの石仏にはまってしまいました。

さいたま市の石仏探しの参考書として
「石の文化財-浦和の石造物」浦和市教育委員会
「郷土の石佛 写生行脚一期一会」酒井 正

私家版さいたまの石仏のホームページ版は
http://saita-seki.jimdo.com/

2013.11.19 ブログ開設
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2015.07.03
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カテゴリ:志木市の石仏
ホームページ「私家版さいたまの石仏」はこちら

志木市の石仏巡りも今日で一応の完結となります。最後は荒川河川敷の
馬頭観音群を見てみましょう。

秋ヶ瀬橋西詰北 荒川河川敷道路脇

DSC_0586.jpg

秋ヶ瀬橋の西詰から土手上の道を荒川を右手に見ながら進み、初めて河川敷に
降りてゆく道を下る。土手下の道を川上に向かって50mほど歩くと右手の水田の
手前に浮島のような場所があり、草の中にたくさんの石塔が並んでいた。

DSC_0588.jpg

中央に馬頭観音立像 元文4(1739)上部に梵字「ウン」合掌六臂。顔は風化の為
はっきりしないが忿怒相と思われる。塔の下部に施主名が刻まれているようだ。

DSC_0589.jpg

右側面 「奉新造立馬頭観世音」あとは隙間が狭くてうまく読めなかった。

DSC_0590.jpg

左側面 上部に年号。その下に武州入間郡下宗岡村 施主村中と刻む。

DSC_0597.jpg

向かって左側には五基の馬頭観音文字塔が並んでいた。今の季節は下草が伸びて
ゆっくり銘を確認することが難しい。文政から大正まで年代は幅広い。

DSC_0595.jpg

右側にも六基の馬頭観音塔。天明から大正まで。左右合わせて12基になる。

DSC_0398.jpg

右手前の草むらの中にもいくつか馬頭観音塔があるようだ。全部で20基ほどに
なる。この付近は馬の捨て場だったのだろうか?

菖蒲沼馬頭観音群

DSC_1223.jpg

土手下の道をさらに川上に向かって歩いてゆく。秋ヶ瀬橋と羽根倉橋の丁度
中間あたり、右手に馬頭観音塔が並んでいた。

DSC_1225.jpg

中央に大きな像塔。右に三基、左に四基。後は水田が広がっている。写真の
右奥に、土手下から川辺に向かって堤が伸びているのが見える。

DSC_1228.jpg

中央 馬頭観音立像 天和3(1683)三顔六臂の雄大な規模の馬頭観音像。頭上の馬も
はっきり彫られている。光背右に武州入間之郡宗岡村念佛組。光背左上には年号。
左下に同行 三十五人と刻まれていた。
 
1DSC_1231.jpg

右隣に馬頭観音塔 安政2(1855)正面中央に「馬頭観世音」両脇に造立年月日。
塔の右側面「為三馬菩提」その下に施主は個人名を刻む。

2DSC_1233.jpg

その隣 馬頭観音坐像 合掌二臂。白カビに覆われ年号は確認できない。左脇に
小日向とあるのは施主名だろう。

3DSC_1234.jpg

右端 馬頭観音坐像 合掌二臂。こちらも白カビがひどく、詳細は不明。

4DSC_1236.jpg

中央の天和3年の馬頭観音像から左、まず馬頭観音立像 真ん中に断裂跡がある。
一面白カビの中、小さいながらも三顔六臂で合掌、上右手には剣を持っている。
右脇に文字が見えるのは年号か?うまく読み取れない。左下に仲村氏と刻む。

5DSC_1237.jpg

続いて馬頭観音文字塔 明治29((1896)正面 梵字「ウン」の下「馬頭観世音」
両脇に造立年月日。左側面に願主 細田氏、小日向氏2名の名前が刻まれていた。

6DSC_1239.jpg

その隣 庚申塔 全体に白カビがこびり付き、上部は一部剥落が見られるが、
日月 青面金剛立像 合掌型二臂。はじめは馬頭観音かと思ったのだが・・・

7.5DSC_0404.JPG

よく見ると足の下の部分に左から見猿、聞か猿、言わ猿が彫られていた。
銘文などは確認できなかったが庚申塔ということになるだろう。

7DSC_1240.jpg

左端 馬頭観音立像。こちらも銘文は確認できない。塔の大きさ、像の様子は
隣の庚申塔とよく似ている。

DSC_1244.jpg

DSC_1229.jpg

中央の馬頭観音立像の存在感は圧倒的だ。志木市の石仏シリーズの大トリは
こちら。ゆっくりご覧ください。





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Last updated  2015.07.04 15:32:04
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