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カテゴリ:御聖訓集
誓願成就の信行(二)
【 六 日 】 眠れる獅子に手を付けざれば瞋らず、流れにさを(竿)を立てざれば浪立たず、謗法を呵責せざれば留難なし。 「若し善比丘あって法を壊(やぶ)る者を見て置いて呵責せずんば」の置(ち)の字ををそ(畏)れずんば今は吉(よ)し、後を御らんぜよ、無間地獄は疑ひ無し。
『南部六郎殿御書』・・・・・御書463頁
『通 解』 眠っている獅子に触れなければ瞋らない。 流れに竿を立てなければ波は立たない。 このように謗法の者を折伏しなければ法難に逢うことはない。 「仮りに、心根のよいひとりの僧侶がいて、法を壊る者を見て置いて破折し叱責しなければ」の「置(ち)」の字を恐れなければ、今生は何もないように見えるが、後生を見てみなさい。 必ず無限地獄に堕ちるであろう。
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最終更新日
2009年03月06日 08時54分46秒
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