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カテゴリ:邦画-た行
“心の奥底に眠る孤独感と疎外感”と言われても、それをどのように感じ、どのように対処するか、は人それぞれである。
小夜子(常盤貴子)に共感する者もいれば、心を揺さぶられる者もいるのだろう。 けれども、そうした孤独感なりに比較的馴染んでしまっている個人主義的な身としては、小夜子の想いは、とても遠いところに見えるのみだ。 “この<名前のない想い>を何と呼ぶ?好奇心…衝動…執着…恋…それとも欲望?”と問われれば、“依存”という言葉が思い浮かぶのだけれど…。特に、ラストの場面とかを見せつけられると、一層である。 どちらかというと、海斗(池松壮亮)の不思議な落ち着きが心に掛かる。その静かさは、どのような思いなのであろうか、と。 佐津川愛美は、なかなか“ぽい”役でもあり、一番すんなりと入ってきますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
February 8, 2017 08:40:00 PM
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