自主トレに励むカエ 飛び方を知らない文鳥だったカエだが、徐々に変わりつつある。
今夜はカゴから飛び出し、しっかり放鳥部屋に飛んできて、飼い主の二の腕に着地した。特に人間が好きだからではない。たまたまそこで力尽きたのだ。距離にして1.5m弱、0.5mほど上昇した。昨日までは『上昇』がまったく出来なかったから、素晴らしい進歩と言えるだろう。
その後、何とか自力で上方に飛びたいカエは、テーブルの上では羽ばたき運動を続け、1mほど上昇飛行し、レースの暖簾にしがみついて目的地に行くことが出来た。為せば成るようだ。さらに精進してもらいたい。
そのカエとテンの関係は、まったく深まらず、もっぱらテンはカナに言い寄っている。カナも(元来浮気者なので)、この恐ろしいくらいに美形のオス文鳥に好意を持っている様子だ。
・・・デコが時折気づいて(のんびり屋なので、いつも見張っていない)、必殺の飛び蹴りをお見舞いしているので、大丈夫だとは思うが、先行きは不透明のままだ。