底板の張り替えを行った「文鳥団地」
予定通り「文鳥団地」のビニールシートを撤去し、土台部分の底板を張り替える。
もともとが安での家具だったので、枠部分以外は薄くもろいベニヤ板となっており、掃除の際の水分などで変形をきたしていて不安だったのだ。
午前中、作業時間1時間を予定して、カゴをすべて移動した上で松の合板に交換した(天板は数年前に交換済み)。ところが案外に手間取り、予想作業時間を40分ほど超過し、非難させた文鳥たちのブーイングを受けることになった。しかし、文鳥たちは大いに不愉快であっても、とりあえず土台部分が腐食で崩壊する危険はなくなったので、飼い主はとりあえず安心できそうだ。
なお、小鳥のカゴは床に置くべきではないと思っているので、わざわざ高さ45cmほどのこうした土台を用意している。なぜ床に置かない方が良いかといえば、飼い主側にとってエサや水の入れ替えがしにくいのもあるが(腰がおかしくなるかと・・・)、それよりも小鳥は高いところの方が落ち着く習性があるらしいからだ。
地面は小鳥にとって危険な外敵の多い場所のため安心出来ず、より安全な高い木のこずえをねぐらにするのだから、安息してもらうにはやはり高い位置が自然だ。人間を見下ろせるくらいのほうが「野鳥」(ここでは自然に飛んでいたものを捕獲して飼い鳥にしたもののこと)は落ち着くはずだが、その点人間を仲間と認識している文鳥の場合は、姿が見えて話しかけられる位置のほうが喜ぶものと思われる。
我が家の場合はカゴが3階建てになるので、最上階の世話が出来るように、下段は床から45cmと低位置で我慢してもらうしかないのだが、慣れの部分も大きいので、それで苦情はないようだ(変えるとかえって抗議される。当初より床に置いていれば、特に落ち着かないと言うこともないだろう。理屈は良くも悪くも理屈にすぎない)。