頭上のつぼ巣に引きこもるクリ
朝、いつものように、エサの交換時にプチ放鳥を行う。と、クリが飛べなくなっていた。羽ばたくのだがバランスがとれずに落下するのだ。
元気そうなのに飛べない。羽ばたいているのにまともに飛ばない。これは翼の羽に問題が生じたことを強く示唆するが、果たして、カゴの底に6枚も大きな羽が落ちており、右翼の風切羽がきれいに無くなっていた。その落ちていた羽を確認したが、変形はなく羽軸もきれいであった。つまり、病気の可能性は低く、また自分で引き抜いたとも考えにくいことになる。・・・となると、一晩で片翼だけ自然に抜けたわけだ。何故ゆえに?不思議なこともあるものだ。
自然界で飛翔困難になるような換羽をすれば、生命の危険にさらされてしまうが、飼育下の文鳥にはそういった危険はなく、栄養も豊富なので、一気に換羽が進む事もある。その場合飛翔能力がかなり低下するのだが、我が家ではここまで極端な例は無かった。
結果、一夜にして『暴翔族』を卒業することになったクリ。夜の放鳥時間は頭上のつぼ巣に引きこもりがちになり、動けば開口呼吸する運動神経の鈍い文鳥と同じ状態となってしまった。・・・1週間程度で回復してくれるであろうか。やはり2週間はかかってしまうかな。クリには試練の日が続きそうだ。
なお、山野草のオノエマンテマが咲き始めたので、載せておく。