自然界にはまず存在しない赤目のシナモン文鳥
昨日、バリアートの専門店『アートルキサン』さんから、顧客限定 「10年に一度の絶好のチャンス」セールの案内を頂いたので、この際チャンスを逃さず何点か購入した(先日、アートオークションで五百住乙人画伯の桜文鳥4羽の油彩画を見かけ、予算不足で手が出なかったため、その半分以下の値段で複数購入する気分的な余裕があった)。
購入しなかったものにも、LABA画伯の『カエルの王様』『女神サラスワティ』、BAGIA画伯の『バラと野鳥』『野鳥と稲穂』、GAMA画伯の『文鳥とラン』『アヒルの行列』 、RAJIG画伯の『2羽のタカ』『3羽のインコ』といった気になる作品は多い。惜しむらくは、我が家に大きめの作品は飾る場所がないことである。
今後、バリ島を拠点にされるとのお話もあるようなので、現地から、さらに、いろいろな作品(特に文鳥を主題にした)をドンドンご紹介いただけるものと期待している。
バリ、日本の6畳間くらいでブンブンと複数の文鳥たちが飛び交うのを見るのが好きな私は、おそらく箱庭的な伝統的な日本人の感性の持ち主なので、常夏の文鳥の故郷に住まう夢を持っていない。しかし、そういったことがあれば、と空想することは可能で、日本におけるのと同じような飼い方はしないことは、間違いない。
どういったことをするかと言えば、屋外で飼う。というより、半野生状態にして、餌付けする。庭を文鳥がブンブン飛び交うように仕向けるのだ(細かく考えると問題がありそうだが、外来種にはならないのでそれほど大問題にはならないはず)。そして、双眼鏡片手にせっせと野生化した文鳥の生態を調べてしまう。
まずノーマルタイプの文鳥を買ってきて(可能な限り、バリの原種系統を探す)、カゴなどで繁殖を試みる。おそらくヒナを入手できないので、繁殖から始めるわけだ。孵化すれば、差し餌をして手のりに育てるが、あまり感情移入しないように頑張って心がけ、飛べないうちから屋外にも連れ出して慣れさせ、少し飛べるようになれば、庭に餌場や水場を用意して、そこで食べるようにする。帰ってくるなら、カゴにも入れるようにし、野生化してどこかへ飛んでいくなら、気にしない。・・・2、3年で、庭は文鳥の楽園になると思うのだけどなぁ。