換羽でも変わらぬエコと静かなハル
昨夜の台風は、南関東にも暴風雨をもたらした。・・・嫌な予感はしたのだ。数か月前の大風で工事用のトタン屋根を吹き飛ばされた近くの寺、ワンマン宰相と呼ばれた吉田茂の父親が、友人とお金を出して建てたお寺だが、まだ工事をしているのだ。
で、一度ならずも二度までも、飛んだそうで、私が停電に気付いた時には、家の前の電線が断ち切られて路上でパチパチと火花を散らしていた。文鳥たちとの距離は、数メートルに過ぎない。一歩間違って被害を被っていたら、屋根の修復など出来ないように、灰燼に帰してやったかもしれぬ。危ないところであった。
停電は翌朝になって回復。吉田茂のご尊父のお心がけが良かったのか、今のところ停電で済んでいるが、次の強風では、やはりブラッディロードになるのではなかろうか。標高55メートルでの強風を甘く見ないでもらいたいものだ。ご用心ご用心。
風が強くとも、文鳥たちには無関係。戸外数メートルで電線が火花を散らしていても、気付かなかったようで、静寂を保っていた。懐中電灯を持ってうろついている飼い主の方が、よっぽど迷惑がられる始末であった。何にせよ、飼い主は損な役回りだ。
