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カテゴリ:しらばくれた書きとめ
この選挙戦で某議員が「羅針盤をキル」と連呼する姿をテレビで見かけていたたまれない気分になった。昔ピースボートやらいう船旅に関与された人だったはずだが、船に必須の羅針盤がどういったものか知らないのだろうか?羅針盤とは、平たく言えば方位磁石で、進むべき方角進路を見るなり測るなりするものであり、着るものでも切るものでも斬るものでも有り得ない。
おそらく、国の進むべき方向を変えるとの意味で、「舵を切る」と言いたかったのだろうが・・・、「羅針盤斬っちまったら、そりゃ漂流するわぁ!選挙直前に羅針盤のねえ難破船から、無節操なネズ公めらが逃げ散りやぁったが、沈む船を見限るなぁ港にいる時だーね。海に出ちまってから逃げりゃあ、海の藻屑に決まってらぁー!」なのである(もっとも助け舟『維新』で逃げおおせたネズミ殿もいるようだが・・・)。羅針盤を失った難破船に残った者は、選挙の嵐で木っ端微塵。救難ボートで一部が生き残れただけ・・・、それこそ当然の帰結だろう。野田氏は選挙期間中、他党の非難や自民党時代への回帰を否定していたが、失われた20年どころか難破漂流(そんなコマーシャルを、昔、あの民主党3バカトリオがやってましたな)の3年余を現出した党の者が訴えても、しらけてしまって逆効果であった。ブレーキとアクセルの区別もつかない無謀な無免許運転を続けた反省にたって、政権担当能力が向上し、二大政党の一翼は今後も民主党が担うしかないと訴えるくらいしか仕方がなかったはずである。 今後、民主党、崩壊せずに立ち直ってくれるだろうか?あの連中ではダメだと思うなぁ。マスコミが好きな政界再編とやらで、百家争鳴状態となるのか?野党の維新とか民主とかの内部分裂などはあるだろうが、与党が安定過半数になっている以上、それもないだろう。当面は、万年与党と、実現可能性のない非現実的な政策を無責任にがなるだけの無駄食い弱小政党いくつか、といった構図が続くのか?ともあれ、新政権に頑張って頂きたい。 そう言えば、卒原発のアレは、卒小沢の圧倒的民意を受けて、彼氏の政治的延命の何の役にも立たなかったようだ。子分が雲散霧消して、本当の一兵卒になって、身軽でよろしいですな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年12月16日 21時42分05秒
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