ミョーにとっては憩いの場(↓さえずるミョー)
放鳥部屋、別名ダイニングのテーブルは、表面がボロボロなので、取り替えたいとずっと思っていた。モッタイナイ精神では、表面を削って塗装すれば済むように思うのだが、そうなると、乾くまで放鳥出来なくなるので、結局、似たものに取り替えるのが無難な選択となる。
その選択には、飼い主のインテリアに関する趣味などは、まるで意味を持たない。もし、色も形も違うものにしてしまえば、文鳥たちがパニックを起こし、相違の幅が大きいほど、落ち着くまでに時間がかかってしまう。・・・20羽超の文鳥たちが、警戒心で落ち着かない状態を想像出来ようか?その現実化は、飼い主にとっての悪夢なのだ。
そして、今日たまたま同じようなものが、アウトレットで安く売っているのを見かけたので、買い換えることにしたものの、さて、写真手前の付属物の存続をどうしようかと、悩まねばならなくなった。
コレ、昔、姪が乳幼児だった頃の赤ちゃん椅子の背もたれの一部なのだが、椅子であった頃から、文鳥たちの憩いの場になっていたので、椅子を捨て去る時に、わざわざ分解し、テーブルにくっつけてしまったものだ。世のお子様が、むやみに貼りたがるシールも残っている・・・。見苦しいので、この際撤去しようと考え、改めて、文鳥たちの利用状況をジィーーーっと注視した。
その真剣極まる動態調査の結果、コレは必要不可欠で、買い替え後のテーブルにも取り付けねばならないものだと、再認識するに至った。確かに、コレに長居してくつろぐのは、ミョーだけだったが、他の文鳥たちも、着地点としたり、エサを持って一時的に移動する場所にしていたり、みな利用していた。とりわけ重要なのは、クチバシ拭きに利用している文鳥が多いことであった。
文鳥には手が無い。クチバシの横などに何かくっつくと、それを何かにこすりつけて取らねばならず、それには、丸い止まり木よりも、コレは都合の良い形状だったのだ!十年以上も数十センチの近くにありながら、コレの重要性に気がつかなかったとは!!そうか、その擦れ具合から爪をすり減らす効果には気づいていたが、このすり減り傷には、歴代の文鳥たちのクチバシ擦り付けも寄与していたのか、なるほどなるほど・・・。
従って、次のテーブルにもコレを是非にも設置しなければならなくなった。・・・だが、せめて、シールは削り取ることにしよう。
クチバシにくっついた枝豆をこすりつけるシュー