雀坊の納戸～文鳥動向の備忘録～

アラを追い払うリオ君

　「文鳥のカップリングにはお見合いが必要」、これは嘘ではない。しかし、カゴを並べてしばらく様子を見たって、相性などわからない。あんなものは、無意味である。
　人間も、離婚する際に「価値観が違った」などと、結婚する前に気づけば良さそうなことを、何年も後に言い出すものだが、個性がそれぞれで複雑なので文鳥の夫婦関係も、しばらく経ってから破綻することもある。逆に、始めは相性が悪そうでも、「鬼のふんどしを洗う」とか「人には添うてみよ」と言うように、同居をしてだんだんと愛情が深まることもある。そして、どちらかと言えば、「鬼のふんどしを洗う」のが普通だ。
　となれば、今現在、アラシとリオ君の相性が悪そうでも、さほど心配する必要はないのかもしれない。秋になったら、有無を言わさず同居・・・。リオが無事で済むことを祈ろう。

遊具を破壊するアラシ