雀坊の納戸～文鳥動向の備忘録～

　ノビィとジミィは態度を改めず、ヒナの面倒をみない。育雛のベテランだが、もう飽きてしまったものと思われる。・・・まあ、ノビィだから、気まぐれも不思議はない。
　今夜、成長しないヒナの様子を見て、どうしたものか考えた。
　選択肢1は放置、なるようになる、神のみ手にすべてを委ねてケセラセラする、これが自然だ。そして、その結果は、・・・おそらく痩せて縮こまっていって亡くなる可能性大なので、それが自然とは言え、出来れば避けたい。
　選択肢2は、人工給餌する、だ。・・・育てる自信はある。しかし、それをやるだけの時間的精神的余裕はない。第一、もし万難を排して育てた場合、情が移って、他人に売れるわけがない。

　選択肢３は、以前、ツイカ＆サンで成功した入れ替え作戦だ。つまり、育てているヒナを引き継いで、その代わり、問題のヒナたちを入れてしまうのである。そして、ちょうど、売り物の白文鳥ペアが、孵化12日目の育雛中だ。
　ダメでもともと、早速、選択肢３を実行した。うまくいかずとも、それはケセラセラ。