宿泊部屋の看板?主(ヌシ)?のピヨちゃん
西田敏行さんが亡くなった。ご冥福を心よりお祈りいたします。
西遊記の猪八戒、池中玄太、釣りバカの浜ちゃん、その他もろもろで、最近では映画『新解釈・三國志』の、やる気なさそうなのに面白いことを言う教授、役が印象に残っている。なお、この映画は西田さん以外は見るべきものはないので、観なくてよろしい(バカバカしくて面白いが、三国志演義の知識がないとどうしようもない。もっとも、演義は物語で史実ではないので、そもそも何でもありかもしれない)。
西田さんと言う人は、思想的には左よりのような個人的印象だが、そういった政治信条的な色の付く話をさりげなく避けるところに知性が感じられた。ろくに演技力もないくせに、政治的な個人的意見を振り回して、益々仕事を失う連中は、その点も見習うべきかと思う。
選挙は、みっともない日陰の湿気た連中が国際舞台の日向にさらされる前に終わりそうな気配になっているようだが、野党も大概なので・・・、今回は結果は読めないと思う。
負ければ、石破さんのいじけ根性が責められるだろうが、むしろ多くは岸田さんのせいだろう。彼は、ただの記載漏れを過大視した共産党のよくある赤旗スクープに乗って、必要以上に大事(おおごと)にしてしまい、わざわざ裏金政党呼ばわりされる結果にした。その場の世論などメモって御用聞きを気取っている人に、大局など理解できるはずがなかったのである。
こうした「国賊」以下の「党賊」に比べ、国葬されて当然の業績を残した安倍晋三のような人は、的はずれなことをしていても、後年の事態を予測していたように思えてしまうから恐ろしい。彼は、2018年にバルト三国を歴訪し、北朝鮮の核ミサイルの脅威を説き、北朝鮮とは比較的有効な相手側に、「ウチに撃ってくるわけないでしょう?」と笑われていたのを覚えておられるだろうか?
当時、私も「北朝鮮のミサイルはバルト三国にも届くんですよ!」と力説する我が首相に、それは説得力がないだろう、と思っていたが(北朝鮮がバルト三国で資金調達をしているので、その抑制を求める目的を持っているのは理解したうえでである)、当時のバルト三国の要人は、今にして歴史に名を残す国際的政治家たる安倍の言葉を思い出しているだろう。何しろ、北朝鮮は、おそらくロケット技術などの見返りとして、今現在、ロシアに軍隊を派遣するに至っているのである。
北朝鮮からロケットミサイルは飛んでこないだろうが、北朝鮮軍部隊がロシア軍の先兵としてバルト三国に侵攻する可能性は、冗談では済まない現実性を帯びてきている。もちろん、安倍晋三はこのような事態が起きるなどとは、夢想すらしていなかったはずだが、その的はずれな言動が予言になって思い起こされるなど、やはり常人ではなかったと思い知らされよう。案外、人の偉大さは生前には気づけないものである。
さて、なぜ故のセキセイインコ?だ。
この子は、昨年12月から泊りっぱなしのセキセイインコで、文鳥に追いかけられ追いかけ回し、換羽し産卵し、いい加減宿泊料を請求する気がなくなり、飼い主が飼育放棄したものと見なして、最近ウチの子と見なすことになった。
現在、手に乗らない手乗り文鳥のモカ(シナモン文鳥♂)と恋仲だ。セキセイインコより文鳥に近いちょこまかした動きをする珍しい子で↓、今は貫禄が出て、ヌシとなっている。きっと、偉大なセキセイインコと称えられることだろう。