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雀坊の納戸~文鳥動向の備忘録~

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2024年11月06日
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カテゴリ:文鳥動向の備忘録

「​​ごま塩ちゃん」ではなく老化で白化しているモーリ

​​ 考えてみれば、最近、「ごま塩ちゃん」を見ていない。最後はネットオークションでごま塩3姉妹、2021年12月生まれとされていたので、本来ならまだ繁殖しているはずなのだが、1羽残した子は今年になって急激に白化して尾羽も白い姿に変わり(片脚に麻痺的症状がみられ、病気の影響かもしれない)、見た目も態度も老鳥になってしまった(夫が一時「文鳥団地」にいたウロコ。彼も白くなってきて仲の良い老夫婦に見えるペアとなっている)。私としては、最低でも桜とペアにしてごま塩ちゃん系を残したかったのだが血脈を残せなかった。
 ・・・ケコちゃんの息子のキミョーがごま塩ちゃんでなかったのが、今となっては分かれ道だったようだ。つまり、私の説が正しければ、江戸時代から続く潜性白文鳥の血脈は、発祥の地である日本から消滅し、台湾に残るのみとなったが、輸入は困難なので、早晩、気づかぬうちに日本から「ごま塩ちゃん」が消滅する。との結論に達する。
 認識が甘かった。私の場合、白と白をかけ合わせれば、桜も致死もなくオール白文鳥が生まれる関東・台湾系が主流になるのが必然と思っていたのだが、台湾産の輸入が途絶え、当の繁殖家たちは何の情報も発信してくれなかったが、大昔から受け継がれた種鳥たちは、それの卸先である地域の老舗小鳥屋さんの消滅に伴う繁殖家の廃業により(多くは高齢化が原因で、高齢化して新規がないのはもうからないからである)、人知れず歴史に幕を下ろしてしまう・・・。「やなぎす」さん研究レポがなければ気づかなかったとは、何たることだろう!
 と言っても、実際は、弥富系にしても、静岡の繁殖農家が無くなってしまえば全国流通は不可能になり、そもそも、業界団体の圧力があろうと犬猫の展示販売が禁止されるのは必然なので、チェーン店の隆盛など泡沫(うたかた)の夢であろう。
 難しいことを抜きにして、弥富系はしばらく繁殖農家とチェーン店に頑張ってもらうとして、ごま塩ちゃん血統を残せないものだろうか。「ごま塩ちゃん」とは、潜性白因子と有色因子を持っている存在なので、それがいる限り、潜性白文鳥は復活可能なのである。

 にしても、モーリはどんどん白くなり、「ごま塩ちゃん」以上に白い。この個体差による違いが人を惑わせるのである。





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Last updated  2024年11月06日 14時00分37秒
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