TAOCのラックを入れて、またもや書斎の大改造だ...そしてお宝もでてきたぞ!
今回珍しく連休が取れたので二日がかりで私の書斎の大改造を行いました。25年ほど前に購入して良い音で楽しんでいたオーディオセット、ですがその後家を建て替えたりして自分の書斎部屋が3畳となり文字通りコンパクトなミニコンポを導入し、でも大好きなスピーカー「KEF K-120」だけは部屋に入れてこれまで長く聴いていました。小遣いを貯めてコツコツ集めた高価な中級オーディオ機器は娘たちの部屋で使ってもらっていたんですが、娘4人がすべて巣立っていった後は「老後は好きなオーディオで楽しもう」とAudio Visual方面で充実させていこうかなどと計画していました^^。しかし現実はそううまく行きませんねえ...もう孫が今年中に3人になろうかという現在になっても、何かと遊びに来た娘・孫たちのために、妻は二つのかつての子供部屋を整理して孫たちにも快適に過ごしてもらおうという感じです^^;)。そうこうしているうちに大枚はたいて買ったオーディオ機器たちも時間の経過とともに壊れていき、とうとうまともに使えるのがアンプの「Pioneer A-04」1台になってしまいました(T_T)。そこで今回の書斎大改造となったわけです。問題は重くて大きい年代物の「TAOC」のオーディオラック...”振動を制するものはオーディオを制す”という謳い文句で名の通ったメーカーのラックですね。重さが30kg以上あります^^;)。それを今回こそ部屋に入れてしまおうということで...パーツごとに分解もできるのですが、さすがに面倒なのでフレームと棚板を分けて運び込みました...このフレームが重いんだ、これを持って3階から2階へ降りてきましたからもういま腰が痛くてたまりません(笑)。このラックの真骨頂がこれ...この重たいラック全体をこうして「点」で支えます、3枚ある棚板もすべて四隅は同様の構造になってます...徹底した制振対策が施されています。写真に見えるスパイクを受けるプレートですが、これを移動する時長年置いてましたのでプレートが床にしっかりと張り付いてドライバーの先で少しずつ剥がしてきたほどです^^;)。そしてアンプがようやく1時代前のピュアオーディオ的になりましたので、デジタル入力がなくこれまた配線をいろいろ考えて、かつせっかくなので以前同様の新しい太めのスピーカーケーブルに付け替えたりと...そりゃもう大変でした(笑)。これが面倒くさい配線などをなんとかこなして落ち着いた状況です。下段左の今まで使っていたONKYOの「CR-S1」はデジタル入力用のセレクター的に残しました。現在はこれしか使ってません...iPodを聴くための同じONKYOの「ND-S1」を繋げています、アンプの上にも十分スペースはあるのですがPC卓の横の方が何かと便利なので^^。そしてなんとか書斎(PC部屋)に収まったかたちがこんな感じです...椅子に腰掛けて右手ですぐに触れる位置でとても楽ちんです^^。先日入手したばかりのオールドレンズ用の防湿庫がラック最上段に乗ってます、当面はないかと思いますが「CDプレイヤー」を買ったらまたひと騒動になりそうです(笑)。とりあえずここでCobbyの散歩になりました...雨も降っていたので手には上の部屋改造のスナップで使った「P7100」をそのまま散歩バッグに入れて出発です。せっかくなので散歩撮での出来を何枚か...[ボスねこ その1](f/3.2, 1/25, ISO100)氷川神社のにゃんこです、このボスは力があって部下は楯突くことがありません(笑)。[ボスねこ その2](f/4, 1/500, ISO100)こちらは神社裏の広場のボス、とても優しいニャンコです。Cobbyを警戒するのは以前から変わらずですが、最近はCobbyがかなり近くによっても『シャー』と言わなくなりました^^。[サザンカ](f/2.8, 1/160, ISO100)P7100のマクロで撮ってますが、近い分だいぶ大きく見えます。そして大きな花弁が雨で濡れて重たくなり木の俣に乗っかっているみたいで面白かったですねえ...もうきれいな個体を見るのは最後の機会かもしれませんね。[コブシ](f/2.8, 1/1000, ISO100)こちらのコブシも風に煽られてたくさん花びらが散っていました、名前の由来となった『実』がもう見られるようになってます...早いですね...残念ながらこちらももう最後でしょうかね。と「P7100」の写真を載せたのは、散歩中すぐ上のコブシを撮っているときに新発見をしたからなんです...なんと普段ほとんどこの内蔵フラッシュは使っていないのですが、この「P7100」は生意気にフラッシュの出力調節ができることが判明いたしました(笑)。ただでさえ暗く、おまけに空を背景にするとよけい暗いので日中シンクロ的にフラッシュを使ってみようかと1枚撮ったんです。さすがに花だけが明るくなりすぎて、「そうだよなあ」と思いながらカメラの十字キーの「フラッシュマーク」からメニューに入ってみたら、あらまあビックリ!項目の一つに出力調整のようなマークがあり、<FULL>から<1/64>までなんと7段階も選べるではありませんか。気になるレベルを選んで何枚かチャレンジしてみたんですが、初めてのせいか具合がまだつかめずノーマルで+の露出補正したものの方ができが良かったので今回は見送りました...しかしどこまでこのカメラはかゆいところに手が届くのでしょうか、驚きますねえ...という話でした(笑)。さて家に帰ってから続きです...いよいよこの体制での1発目の音出しです。とりあえずCDプレイヤーが無いので音の良いMDで、これまた音の良いアルバム例のロバート・プラントの「the principle of moments」をかけてみました。なんと気持ち良い音!やっぱりそれほど高価ではありませんがピュアオーディオは良いですね^^。音に余裕というか...いつぞやの安い中華製Dアンプ「F900S」も聴き疲れのしない音で気に入っていますが、グレードの違いをヒシヒシと感じます...もちろんTAOCのラックも忘れてはいけませんが^^。そして今回のPC部屋(書斎)大改造で出てきた「お宝」ですね...その昔若かりし頃に宅録やバンドのミックスダウン時などに使っていたROLANDの名機「スペース・エコー RE-201」です。前にこれが長くプリンターや防湿庫の下に「台」として眠っていて、ちゃんと動けばけっこういい値で売れそうだという話をしたことがあったんですが、いよいよ今回取り出してケースを開けてみることにしました。どうでしょう...多少の汚れはあったんですが、きれいに拭き上げてみれば『傷・凹み』など一切ない<極上美品>の状態でした^^。内部もきれいそのもの、4つあるヘッドも変なスレ跡もなく...なんたって宅録・ミックスダウンでほぼ100%家の中でしか使ってなかったですからね...ましてやオーディオ同然にメンテもしっかりしてましたから。ただ最初に通電して「モードセレクター」を切り替えた時に少し「ガリ」が気になりましたが、何時間か通電したままにして、使えるかどうか3つの入力から音を入れてみると「ECHO」も「REVERB」もノイズレスでどのモードでも非常に状態良くスピーカーを鳴らしてくれました。特に「INTENSITY」を上げた時の独特のエンドレスの響きは久々に感動モノです^^。こうしてしばらく使ってみればあの「ガリ」も出なくなり、内も外も<極上美品>であることが分かりました。さすがにメンテはちゃんとしてましたので「メンテナンスキット」の液とパッドはもうありませんが、その代わり宅録やミックスダウン時くらいでしたので使用頻度が低かったこともあり新品・未使用の交換テープがきれいな状態で残っています。ヤフオクなどオークションサイトでは状態のあまり良くないジャンクでさえ4万前後、美品に至っては10万を超える金額も出てますよね。私の「RE-201」はそれこそ「錆一つ・傷一つ無い」極上美品ですからねえ、どのくらいで売れますかねえ...取らぬ狸の皮算用ではありませんが、面白くなりそうです。そんなわけで今回は書斎がより良い音で楽しめるようになったことに加え、大変な「お宝」発見という楽しい話題でした...^^。2021年3月 自宅にて(Coolpix P7100)