X-T1の気になるアイセンサー・フィルター&ストラップの件をクリアして散歩撮へ...
★ X-T1の気になる箇所の処理とその後の散歩撮 の巻 ★最近は乾燥はしても雨はあまり気になることがありませんが、先日来雨で出動の多かった「X-T1」にそろそろ「X-T2」で使っていた撥水性のとても高いプロテクトフィルターを付けておこうと思いたち探していました。[MARUMI EXUS Lens Protect フィルター:参考リンク Amazon]PLフィルターやNDフィルターなどをまとめておいたフィルター専用ケースの中になくて少し焦りましたが、なんとカメラメンテナンスで使う(Nikon製の)メンテナンスキットBOXの中に見つけました...写真のようにさっそく取り付け完了です。ホントは雨の日だけ使いたいのですが、このフィルターは高価なのが玉に瑕ですがその分透過率も高く「X-T2」で使っている時も雨の日以外存在を意識することがありませんでした。ただし逆光時は注意ですね...本来不要なレンズが入るわけですから...いらぬゴーストがでないか確認しながら使ってます。そして最近気になっているのが...「X-T2」では雨の中でアイセンサーに水がたまりファイダーと液晶画面の切り替えが上手くできなくなることを経験してますが、先日この「X-T1」で雨も降ってないのに切り替えができなくて<ファインダーオンリー>になってしまいました。最近は軽い「X-T1」なので液晶画面が体への接触する斜め掛けで使っていたんですが、黄砂なのか花粉なのか服についたものがアイセンサーに付いて、いわばホコリでセンサーが塞がれた格好になってしまったようです^^;)。家に帰って綿棒とクリーナーで清掃してみれば何事もなかったように切り替えが復活しましたからね...この季節ならではなのか意外とホコリ的なものも天敵なんですね(笑)。そしてこれも気になりますねえ...Amazonで2千円ちょいで手に入れた我が愛犬の名の付いたブランド<Cobby製>ストラップなんですが、最近のご多分に漏れず「Peak Design」のパクリのような品です。ストラップと写真に見える青いアンカーと三脚穴に取り付けるプレートなどや立派なパーツケースなどが付いてとてもリーズナブルな商品でした。ただしご覧のようにアンカーの紐部分が細くて文字通り心細いのも事実、昨年の12月に「X-T1」用に手に入れてますのでここまで4ヶ月ほどの使用となり、その間3度ほどこのアンカーの取付取り外しをしてますがもうこの状態です...外皮が剥がれだして中のワイヤーが見えてきました。細いとはいえ中のワイヤーを見ると極細のワイヤーが撚り線のような構造になってますので謳い文句通りけっこうな重さ(90kg?)には耐えられそうですが、見た目がこれになっちゃうといやはやなんともですよねえ^^;)。というわけで...以前使っていたPD(ピークデザイン)のアンカーに取り替えました、紐の太さが全然違います。アンカーの互換性はギリギリセーフでこのCobbyのストラップの方へは付けられました^^。もともとこのCobbyのアンカーリンクスは付け外しにちょっとコツが要りましたのでやりづらくなった感じはしません(笑)。やはりこの色が良いですね(Cobby製も赤が多いです)、落ち着いた佇まいになりました。さて、そんないくつかの変身を遂げた我が「X-T1」での最近の散歩撮です...[ハナミズキ:Astia]こうして「X-T1」の1,600万画素の画像を見ると2,400万画素になった「X-T2」の画像と比べると少しシャープネスにかけてゆるい画像に見えるかなと思っていたんですが、最近の「α7IV」は別ですがD700と同じ1,200万画素の「α7S」を気に入ってわざわざ選んだ自分としてはこういう傾向が「私の写真」という気がしてきますから面白いですよね。要は「α7S」にしても師匠「D700」にしても優しい画が好きなんですね、そのせいか私はSIGMAのレンズを一本も持ってません(笑)。[クレマチス:Velvia]私が[Astia]を好むのも先の理由からでしょうね、こうして[Velvia]の画を見ると色は別にしてどこか一味欲しくなるのは[Velvia]のTonalityの高さのせいなんでしょうね^^;)。「X-T1」を手にしてから再び<Film Simulation>を少し勉強し直したんですが、鮮やかな色彩つまり彩度が十分な場合は[Velvia]では持て余すこともあり、かえってダイナミックレンジの広い高彩度を前提に作られた[Pro Neg. STD]などを使った方が良い結果に繋がりそうだということ。それ以来3つのシミュレーションを使った「ブラケティング」の一つに[Pro Neg. STD]を入れてみることもあるんですが、なかなか思ったような出力は得られません^^;)。一度じっくりこの[Pro Neg. STD]と向き合ってみても良いかもしれませんね...^^。[氷川の森の倒木:Velvia]この一枚は時々訪れる氷川の森(雲居の瀧)で遭遇した場面です。大きな木が寿命でしょうか根本から折れて倒れていました、それが他の木を巻き込んでの倒木騒ぎなので現場は大荒れで...Cobbyも慣れているはずなのに道を外れる始末で、まさに混沌とした状況になってました。この一枚などは上に書いたシミュレーションの例ではないですが、かすれた色の地味めな落ち葉など含め色的にはどちらかというと彩度不足気味なんですが、[Velvia]を使うことでずいぶんと画にメリハリが付きましたね。[シラン:Provia]暑いくらいの午後の散歩でいつものバラの素敵な広い庭のお宅では今が旬とばかりにきれいなシランがたくさん咲いてます、気持ち良い色の取り合わせですよね。[Red Rose:Astia]そしてメインのバラです、今年もきれいに咲き揃っていました。花びらの表情が自然な美しさを描写してくれるお気に入りの[Astia]をチョイスしましたが、こういう時こそ[Pro Neg. STD]を試してみればよかったですよね^^;)。そしてCobbyのおやつ休憩で市役所横に向かうとツツジがまさに"旬"...[ツツジ #1:Provia]公園と市役所の敷地の境はいまこうして美しい「ツツジの壁」ができています。[ツツジ #2:Provia]休憩している私達の目の前の日陰で咲いていたツツジです、自然光でのしっとり感が素敵です。[ツツジ #3:Provia]そして見上げてみればどこまでもきれいな花のオンパレード、少し空を入れて爽やかさを演出してみましょうかのカット^^。[ツツジ #4:Provia]どちらもボケ玉が出そうだったので端へ行っても型崩れのないよう1段絞ってのシャッターです...このレンズならではですね。とても素敵な風景でした...^^。[ソメイヨシノ:Astia]そして最後の一枚はお膝元の公園、既に桜が終わって久しいというのにソメイヨシノの木に驚くくらいきれいな花が咲いてました。周りのすでに準備が整った「新緑」が背景ですので美しいですよねえ、まさに渾身の[Astia]です(笑)。さていかがでしたでしょうか...いつでも出動OKな「X-T1」となってちょっと新鮮味のあるところで素敵な被写体にたくさん出会いました。そろそろ朝から気温が上がりだして私がCobbyを連れ出す時間が9時前くらいなんですが、そろそろ早朝の涼しいうちに家を出るように変えなくては12歳になってスタミナのなくなり気味なCobbyが可愛そうとなりそうです^^;)。まあそうなればまた早朝の光は難しいながらも素敵な描写をもらえそうですから頑張って早起きしますかね。今回はちょっとブラッシュアップした「X-T1」での素敵な旬の花たちとの出会いでした...^^。2023年4月 文化の杜公園ほかにて#X-T1#EXUS Lens Protect 43mm