カテゴリ:旅
3月23日(日)午後2時15分
思いつくままに・・・ <気候・花> 札幌と同じくらいと意識していたが、今回は暖かめ。 最高気温は東京に近い。 空港からパリ市内へ、バスで移動する際に目にしたのは、レンギョウ・スイセン・チューリップ・桜・パンジー・モクレン・・・ 場所によって、まばらに咲いていたり満開の桜に目を奪われたり。 ロワールの古城めぐりでは、野スミレもちらほら。 <街並み> 石造りのアパルトマン、石畳、そしてハンギングバスケットの花たち。 建物のいたるところに彫刻が施されているのが、ヨーロッパの香り。 私は過去の旅で気にすることがなかったが、母にとっては重大な懸念事項であった犬のフンがほとんど見られない。 現在の市長になって、犬のフン対策・貸し自転車の充実が実現したそう。 街行く人々の装いは季節のせいか、まだ冬のなごりを残しているようなブラック・ブラウン系のシックな装いが主流。 風が冷たいせいか、カフェテラスで外をながめるスタイルは、まだ早い感。 モンマルトル周辺・トゥール駅付近は治安が悪そうで、警戒感を強めながら、早足で駆け抜ける。 <食べ物> ツアーでは、その土地の日常を味わうことは難しい。 今回のように、スーパーなどでゆっくり見たり買い物したりができないようなスケジュールでは、なおのこと。私はスーパーで、チョコ・クッキーを買った程度。 ホテルの朝食は、スライスしたハムとチーズが各3種・かりかりベーコン・スクランブルエッグ・クロワッサン・丸パン・コーヒー・ヨーグルト・オレンジか果物の缶詰、牛乳があるかないかといったところが主流。 ランチは野菜の盛り合わせ・チキン又はポーク又はビーフにフライドポテト・デザートはアップルやレモンの、手の平くらいありそうなタルト。 ディナーは、そう呼ばれるような気張った料理ではなく、ランチと変わらぬメニュー。 最初のうちはランチにもディナーにもやたら、トマトが目立つ野菜サラダが付く。 これが、便通にはよく効いて、海外旅行での悩みの1つから解放される。 ランチ・ディナーでは、各々にワイン・ビール・ミネラルウォーター・ジュースなどを注文。 平均3.5ユーロ(500円前後)ほど。 コーヒーなしが辛い。頼む雰囲気もなく、甘さが口に残るタルトをがんばって食べる。 食後は添乗員が、メンバーの間を縫って飲み物代金の計算と集金。 食事内容は予算の関係が大きいだろう。こういった場面では、日頃から好き嫌いがほとんどない私にとっては、どこででも、「それはそれとして」なんでも美味しくいただけるのが、ありがたい。 モンサンミッシェルは大きなオムレツが有名なそうだが、今回は目的地のずっと手前のレストランで、こぶし大ほどのをいただく。 とろける中身とたっぷりのメレンゲ・醤油味に近いように感じられた不思議な味付けだったが、私の好みには合った。 日本人の「水」の要求は今も昔も変わらない。ガスなしの「水」・・・これが高い。 今回は日本人ツアー客に慣れた25年選手のバスの運転手さん、しっかりミネラルウォーターを観光バスに積んで、1ユーロで分けてくれたのがうれしい。 <ホテル> ソウルもパリも水回りがよい。 シャワーは問題なく、トイレは水洗、トイレットペーパーの質もふつう。 ソウルのホテルは歯ブラシほかが用意されていると思ったら、しっかりパッケージに4000ウォン(400円程度)と表示。日本もこのようにしたほうがよいのだろうと思った。 どこのホテルもシャンプー・石けん・化粧水などは洗面台に置いてある。 化粧品は使用せず、頭は手櫛で十分という私にはなんのトラブルも不満もない。 ただ、同時期の同じ旅行会社主催のツアーでは、突然停電に見舞われたり、ドライアーが火を吹いたそうで、私達はすべてにおいて運がよかったのかもしれない。 <買い物> 主な買い物は空港。安全且つ品数豊富、言葉の壁も低く、通貨の融通も利く。 旅に出たときのお土産で、一番の懸念は夫の品選び。ほかはなしでもしかたないが、ここは譲れないから、これぞと思うものが見つかるまで気がかりが続く。 今回は、フランス最後のドゴール空港のワゴンの中から、紳士物のショルダーバッグを探し当て、万年筆・ボールペンのセットとともに購入。 スーパーで菓子類を購入したとき、金額の概算は頭に入っていたので簡単に精算を済ませたまではよかったのだが、入れ物を持参していなくてあわてた。 料金を払って袋をもらう前に品物をばらまき、恥かしい思いをする。いつもはエコバッグを持参しているのに・・・ ユーロが高い。3月10日の外貨両替時は1ユーロは164円、今日現在で154円弱。土産物店・ホテル・空港・・・私達の行動範囲では1ユーロで買えるものなどほとんどない。缶ジュース1本が500円近くになる計算だ。絵葉書だけが、どこも0.4ユーロ。ため息が出る。 今の時期は、ドル圏の国に行くべきねとの声があちこちから上がる。 その他・・・添乗員の「北海道のお客さんをロマンチック街道にご案内するのは苦手」という言葉が印象に残る。今回もそうだが、古城めぐりにせよモンサンミッシェルにせよ移動のバスから見る風景は、北海道のそれと変わらない場所も多い。寝ても覚めても同じ景色で感激が薄いというのが北海道人の傾向という。乳製品がおいしくて、広大な土地をながめられる私達の幸せを、今回の旅でも実感! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年03月30日 14時40分02秒
コメント(0) | コメントを書く
[旅] カテゴリの最新記事
|
|