|
カテゴリ:無敵ロボ クェーサー(完)
「ちぃ・・・鬱陶しい」
戦闘機typeなだけあってやたら回避能力が高くて攻撃が当てにくいのが憎らしい。 だけど、向こうも機体が小さいもんだから大した武装を乗せていないからダメージはそこまで負うことはねぇんだけど。 これ本当めんどくせぇえええええええええw と、そん時だよ。 天音先輩から通信が来たからそれを開いてみた。 「どうしたよ?先輩」 「龍子・平、敵を1か所に集めて頂戴。あたしがブラックホールキャノンで一掃してあげるわ」 「大丈夫か?その武器使えるんか?」 「失礼ね・・・それを試すためにもやるんでしょ?」 「そりゃそうだけどよ」 「わかりました、出来るだけ全機1か所に集められるように誘導します」 「任せたわよ」 とりあえず試作品であるブラックホールキャノンの威力を見るために俺と龍子は頑張って相手に気付かれることないように頑張って誘導してある程度まとまった場所に集めたわけだが・・・ 「よっし、いくわよ~!ブラックホールキャノンはssy・・・・ちょ!?ちょ!?」 天音先輩の慌てた声が聞こえてきたから何事かと思ったらだな? 手に持ってたはずの武器を急いで手放してその場から離脱したと思ったらブラックホールキャノンが消えたんですが? マジかよ・・・w 「りゅ、龍子!」 「はい!新武装の実験は失敗しましたが、ある程度まとまってるので一気に片しましょう」 無事(?)戦闘も終わって指令室に戻った俺達は天音先輩の話をもとに空によって急いで解析されたブラックホールキャノンが消えた理由とやらを聞いていた。 「つまり、先ほどブラックホールキャノンが消えたように見えたのは、ブラックホールキャノン発生装置内部にて発生したマイクロブラックホールが射出される前に暴発し、発生装置自体を飲み込んでしまったということです」 「ん、つまりあれか?天音先輩の離脱がもう少し遅れてたらリゲル改も一緒にそのマイクロブラックホールに飲み込まれてたってことか?」 「はい、そうなります」 「そんな恐ろしい武器をあたしに持たせるとかどんな了見よ・・・もっとしっかり事前検査というか安全性の確認してからよこしなさいよ・・・」 「そ、そうね。そこはしっかりと言っておくわ」 「あーあ・・・でも残念だわ。このブラックホールキャノンが使える武器だったらそれをメインに戦えたのになぁ」 すげぇ残念がる天音先輩に陽子先生がポンポンと肩をたたいた。 「あぁ、そのことなんだけど。天音?これ見て頂戴」 こっそりと天音先輩にだけ見えるように何かの紙を見せた陽子先生だったんだがな? それを見た天音先輩がすげぇ嬉しそうな表情を浮かべたんだよ。 「何だ?何が書いてあるんだ?」 「それは秘密よ。ちゃんと時期が来たら皆にも教えるから」 「ちぇ、秘密かよ。まぁいいや。ちゃんと教えてくれよな?」 「教えてくれる時を楽しみに待っています」 リゲル改の新武装追加に関しては良いのはなかったみたいだが、何やら良い方向には動きそうだからそいつに期待か。 第40話 リゲル改造計画 その4.終わり 第41話 謎多き少女 その1.へ続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年11月17日 06時47分37秒
コメント(0) | コメントを書く
[無敵ロボ クェーサー(完)] カテゴリの最新記事
|