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テーマ:英語のお勉強日記(8041)
カテゴリ:ことば
高2の生徒たちにちょっと付き合ってもらって実験しました。
テキストの中から適当に選んだ英文をバラバラにして、それに さらに適当に単語を付け足して、30語ほど、印刷して渡します。 「ここにある単語を、何度使ってもいいから、とにかく英文を たくさん作ってください。ただし、1単語のみ、例えば Look! というのはナシね。 作った文が1番多かった人を優勝とします。 それから、一番長い文を作った人を特別賞とします。 賞品は何もありませんけどね(笑)」 例えばこんな単語だとします。 (今適当に書いたので、何ができるかわかりません) will to come he they see her be introduce left that not can the in promise 「何でもいいからテキトーに」なんて言われると、まじめな生徒は かえってとまどうみたいですが、すぐに理解して書き始める生徒も いました。 They come. They will come. They will not come. They see. They can see. They can not see. そうそう、その調子。 He will. They will. これもアリにしました(笑)こういう機転の利く人が優勝します。 Will they? Can she come? こういうのに気づくと、飛躍的に増えます(笑) この遊びのひとつのポイントは、文のエッセンスを抜き出して読む トレーニングになるということ。 普通の整序問題とは、視点が変わりますね。 一方、長い文作りに凝る生徒もいて、これも面白いですよ。 Her will can be left in that can. (彼女の遺言はあの缶の中に残されている可能性がある) 上のように、will(遺言)can(缶)という使い方を知っていると、 数も長さも稼げますよね。 He will not promise not to promise her to come to see her left in the can. なんて荒業もアリということで(笑) え?これ? 彼は、その「缶」の中に取り残された彼女に会いに来ると 約束しないことを約束しないだろう。 なんじゃコリャですが。ツッコミもまた楽しいということで。 単語の中に、and とか when とか入れると、長い文が無数にできます。 それはそれで、面白いかも。 英語というのは、主語と動詞を決めてから、どんどん付け足していって 長い文を作ることができるという「感覚」を知って欲しいと思って、 こんなことしてみました。 実は、英語でメッシェメッシェへの導入実験だったというのはナイショ。 「私が作ったのよりも長い文を作った人には、ジュースあげる」 と約束して、しっかり負けたじな♪でした。(TT) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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