いつかどこかで

グッピー（熱帯魚）のサイトを運営して、グッピーの餌を売っているので、
いろいろなお問い合わせメールが届きます。

どんなに遠くに離れていても、気軽に質問ができる
年齢の差とか、あまり考えずに、誰とでも対等に話ができる

ほんとに、インターネットの発達で、素晴らしい環境ができてきて、
うれしい限りなんですが。

が、

それにしても、自己紹介も挨拶も抜きの「いきなりメール」の多さには
ちょっと辟易（へきえき）ですね。

「ドイツイエロー（グッピーの種類）が欲しいんですが、売ってますか？」

これ、名前もないし、現在グッピーを飼っているのか、それも書いてない。

グッピーの餌は売っているけれど、魚は売っていないという返事を書く
わけですが、相手の名前もなくて、どんな返事を書けというのでしょう。

「グッピーのメスがやせて死にます。どうしてですか？」

これも名前なし。グッピーの年齢、死んだのは１匹なのか、まとめて
死んだのか、それもわからない。
どうしてですか？って、何が知りたいのかもわからないですよね・・・

ため息をつきながら、考えられる状況をいろいろ並べて、対処法など
できるかぎりの返事を書きます。

同じグッピーを愛する仲間だと思うから。

でも、

こういうメールに限って、「ありがとう」の返事が来たためしが
ありません。

だから、「わかりました、ありがとう」という、それだけのメールでも、
返事が来ると、とってもうれしかったりしますね。
喜んでしまう自分が、情けない気もしますが。

携帯メールからインターネットに入ってきた若い人たちは、自分の名前を書く
という習慣が無いのでしょうか。

でも、友だちにメールするんじゃないんだから、ね、
せめてハンドルネームでもいいから、書いてほしいなぁ・・・