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カテゴリ:本を読む
瀬尾まいこ
読み始めて読み進めるのが遅いこと。何故か苦手なのである。こういった青春もの思春期ものは。毎日ちょっとずつ読んだ。それは正解だった。朝の連続ドラマ観るみたいに楽しみになってきた。深刻な出来事なのに大袈裟な表現やドロドロしたドラマチックな描写ではない。淡々とした文章がいい。親子の関係、絆、肉親他人関係なく人との接し方、考えさせられることをあっさりと見事に描いている。登場人物たち皆なんていい人ばかりなんだ。このような親子関係は成り立つだろうか?創作と言ってしまえばそれまでだが。イジメだとか虐待だとかのニュースが多い昨今。現実の家庭がえげつないからこそ、こういったハートウォーミングな作品が必要なのである。好きな箇所は「親であったとしても、みんな新たな暮らしを始めるのだ。去ったものに手を伸ばしてもしかたがない。今より大事にすべき過去など一つもないのだから」 ブログランキング★テレビ・ラジオ情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.11.25 15:58:52
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