頭を入れて10センチぐらいの鰯
18匹が100円以下~、さらに夕方
だから割引~、これは買わないと!と
つい買ってしまいました。だって一匹
4円以下ですよ、あーた!。
家のクロさんは見た目は何となく気品
のある猫さんですが、好みは庶民です。
タイより鰯、秋刀魚~な青魚大好き猫
です。たまに一寸だけあげるのですが、
調理中からもうスタンバイしています。
買ってきたらまず下ごしらえです。頭の
すぐ下に包丁で切れ目を入れて頭を持って
骨を折って外し、内臓と一緒に引き出します。手
で折ってもいいですが、包丁で切れ目を入
れた方がうまくいく感じなので私はそうして
います。
人間用の調理は身の方を洗って、まず煮付け
です。味醂とお酒を煮きって醤油と刻みショウガ
を加え、さっと煮ます。火が通ったら鍋から出して
煮汁を煮詰めてかけます。オーソドックスですが、
ご飯にあうのですな、これが。
後残りはおろし生姜と酒と味醂と醤油に
暫く漬け込んでから片栗粉をまぶして油で
揚げます。南蛮風にするかどうかで悩みます~。
猫用の調理です。頭からくっついてる内臓を
外し、血を洗います。内臓から卵と白子のみを
選り分けて水の中に漂わせておきます。
頭をフライパンで焼き、取れる分の身を取って
めだつ骨を除きます。 余熱で水気を切った卵
と白子にさっと火を通します。余熱で足りなければ
ほんの少しだけ火を付けて加熱します。すぐ火が
通りますので油断禁物です。色が7割ぐらい変わ
ったらすぐ火から下ろして丁度いいぐらいかもです。
あらくほぐしたさっきの身と火を軽く通した白子と
卵を和えます。白子が滑らかなクリーム状になって
れば上出来です~。見た目はどう見てもあまり食欲
をそそるようなもんではないですが(_ _;)。味は
付けません。焦げ付き防止に少しだけ油をひく程度
ぐらいです。
今回はそこそこの量があったのですが、クロさんは
無我夢中でぺろっと平らげました。ご満悦の様です。