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テーマ:DIY (3244)
カテゴリ:購入品&修理
毎日の健康を考えて、自宅でできるエクササイズ器具として「健康ステッパー」を譲り受けました。
場所もそれほど取らず、気軽に運動できるので愛用の品なのです。 しかしながら、使い続けるとさすがに劣化する部分も出てきます。左右のステップをつなぐワイヤーがご覧の通り・・・。 部品だけが入手できれば便利なのですが、こういう健康器具は壊れたら新しいのを入手するのが普通のようです。ならば、修理できないかと頑張ってみました。何回かトライ・アンド・エラーを繰り返して、1か月程度使用しても特に支障のない状態まできたので、修理方法をブログに記録することにします。 まずは3ミリ・50センチほどのワイヤーを入手します。ワイヤーには「被覆ビニール加工」しているものがありますが、そういうものは圧着(かしめ)部分が必ず外れるので、被覆のないステンレスワイヤー(切り売り)をホームセンターで購入します。併せて「オーバルスリーブ」も入手します。 金づちで、かなり強くかしめて留めます。 かしめ部分は非常に外れやすいので、さらに別途「シングルワイヤークリップ(Φ4用)」も入手して、今回は2段重ねで結束しました。この輪っか部分をステッパーにひっかけて代用することにしました。 ここでもう一つの注意点。ワイヤーを本体付属のボルトに直接ひっかけて使用すると、ステッパーが上下する際のわずかな回転で、ワイヤーがヤスリのような働きをしてボルトを削って破損させてしまいます。そうならないように、ワイヤーをひっかける部分に径サイズが大きめの六角ナットを通して、軽く回転するような細工にしてみました。ネジをゆるめに締めておけば、写真のように回転します。 はめ方の順番は下記の通り。2番目の径が大き目の六角ナットは、ワイヤーと同じステンレス製です。ワイヤーはこのステンレス製六角ナットにひっかけます。 右側は少しゆるめに調整しますが、左側のナットは固く締めます。 最後にワイヤーを引っかけます。少しわかりにくいですが、回転がスムーズになるようにワイヤーと六角ナットの間には、薄めで強度の高いゴムを挟んでいます(以前は麻縄を六角ナットに巻き付けていました)。 こんな感じで完成です。 長い間使用していますが、キシキシする音も少なく、問題なく使用できています。 健康ステッパーの修理の記事はネットにあまりありません。 同じことでお困りの方の、ヒントにでもなれば幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.08.11 16:59:57
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