成田市近郊の小さな秋発見とエゾビタキ観察記
20日ぶりに印旛沼北部調整池と成田市近郊にある公園に立ち寄りました。遊歩道脇にアキアカネの姿があり、避暑地から移動してきており小さな秋を発見。期待を膨らませて探索しましたが、岸辺近くに水草が湖面を覆っていてサギが餌を探して歩き回る光景、簀立ての上にアマサギとカワウが休む姿とヨシガモのエクリプス2羽の姿を発見したのみでした。そのため、近郊の公園に移動し、二週間前に姿を堪能できたエゾビタキ探索に切り替えました。こちらは、期待どおり、高木の梢にその姿があり、空中で虫をフライングキャッチする光景を堪能できました。エゾビタキは、肩羽、雨覆先端、上尾筒に白斑がある若鳥で、胸に太い縦斑もしっかり観察できました。なお、高木は他の鳥にとっても餌探しに絶好のポイントのようで、エゾビタキのほか、モズ、ヤマガラが次々に飛来。しばらく見ていると、その力関係はモズ>エゾビタキ>ヤマガラの順でした。つまり、エゾビタキが枝に登場するとヤマガラは追いやられ、エゾビタキが止まっているときにモズが登場するとエゾビタキが追いやられるという図式です。餌を探すための絶好のポイントの争奪戦、もう少し見ていたかったのですが、夕方近くに風がひんやりしてきたので退散。(写真)2021年9月27日撮影