|
テーマ:野鳥好きっ♪(15776)
多くの図鑑では、アトリ科のシメは種子を好んで食べ、地上で採食すると記されています。太い嘴は樹上に残った種子、地上に落ちた種子をすりつぶして食べるのに向いていると解説しているものがほとんどです。 しかし、穴田・多奈田(2000)が富山県のモウソウチク林でハチ類を採食した旨を報告しています。イカルは、モウソウチクエダフクレフシを割って中に潜んでいたサナギまたは幼虫を食べていた旨です。 私共のフィールドには、モウソウチクエダフクレフシが存在していないので、 確認しようがありませんが、今一度、シメの食べている餌に注目してみる必要があると思います。 (引用) 穴田哲・多奈田功.2000. イカルとシメによるモウソウチク虫えい内の八チ類の採食.Strix.第18巻. p111-114.日本野鳥の会. (写真)過去の私のライブラリーのものをアップ
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.03.08 20:22:00
コメント(0) | コメントを書く
[Bird's Cafe(鳥の話題のいろいろ)] カテゴリの最新記事
|