|
テーマ:野鳥好きっ♪(15714)
カテゴリ:識別について
昨日、茨城県の宿場町のチョウケゲンボウを見に出かけた折、セッカを見かけました。 観察した個体は、頭部上面が褐色の地に黒褐色の斑があり、頭がザクザクとした感じに見えた雌個体でした。 なかなか静止したところを記録するにがむずかしいのですが、静止した姿を観察なさった時には雌雄で特徴が異なります。 上田(2013)が雌雄の識別について報告している内容を紹介します。 (頭部上面) 雄は頭部上面は一様に褐色なのに対して、雌は昨日観察した個体のように褐色の地に黒褐色の斑があります。 (尾羽先端の白色部) セッカでは中央の2枚を除く10枚の尾羽先端部に白色部が現れますが、雌では褐色ががっています。 (口内の色彩) 春から秋にかけての繁殖期のセッカでは、オスの舌及び上下の嘴の内側(つまり口の中)が真っ黒になる.メスは普通,舌の基部に,舌に平行に2個の黒班が存在する以外は嘴の内側は肉色と上田(2013)は記しています。 繁殖期になると、ぜひ見てみたいと思っていますが、まだかなっていません。 (写真) 一枚目、二枚目は2024年3月24日茨城県で撮影 三枚目は2020年5月3日茨城県稲敷市で撮影 (引用) 上田恵介.2013.セッカ.分類と形態.Bird Research News Vol.3 No.5.p2-3.
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.25 12:13:12
コメント(0) | コメントを書く
[識別について] カテゴリの最新記事
|