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カテゴリ:本に親しむ
冒頭の言葉
「誰もがWeb2.0を体感できる環境が既に用意されている。 そして、Web2.0は実際に体験しなければわからない世界だと いうことを是非知ってほしい。2.0的といわれるサービスをとことん 使い込んでみることを皆さんにお薦めしたい」が全てを物語っている。 重要なのは行動の変化である。 人々がインターネットで「何をしたかったのか?」がようやく見え始めてきたのが このWeb2.0という現象。 Web2.0がもたらしたものは、「ウェブを通じて○○ができる」という人の 行動様式の変化である。 ユーザーから見たWeb2.0 5つの法則の中で特徴が5つ示されている。 1.いつでもどこでも使える 2.「共有」から価値が見つかる 3.企業からユーザー主体へ 4.趣味は実益を兼ねる 5.マスとニッチの関係が変わる マーケティングの基本としてAIDMAの法則があったが、これがAISASに変わるという。 Attention(注意) Interest(興味・関心) Search(検索) Action(行動) Share(情報共有) 具体的に先進的に取り組んでいるWEBをHTML入りで紹介しているので どんなものか一部体感しながら読み進められるのもこの本の大きな特徴である。 ネットが何でもできる小箱として、具体的に試行錯誤を繰り返しながら 活用の仕方のパターンと方向性が明確になりつつある。 そして最後に現在を示す象徴的なことが書かれている。 おそらく、今から100年後の歴史の教科書には次のような記述があるだろう。 「21世紀の初頭にメディアの大変遷と復興(ルネサンス)が起きた。20世紀末に 米国が開発したインターネット技術は学術、民間を中心に広まり、企業や 政治にまで影響を与えた‥‥‥ メディアルネサンスはもうすぐそこにある。」 そんな時代に私たちは生きている。なんと面白いことか! ★★★★☆☆(社会人として必ず役に立つ1冊です!) ----------------------------- 【私の評価基準】 ★★★★★★(絶対にお薦めです!生涯の友となるでしょう) ★★★★★☆(素晴らしい本です。是非買いましょう!) ★★★★☆☆(社会人として必ず役に立つ1冊です!) ★★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ手元に) ★★☆☆☆☆(少しでも興味を持ったら読んでみてください) ★☆☆☆☆☆(読む方によっては価値があるかも) ☆☆☆☆☆☆(時間の無駄なので掲載しません) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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