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2022年11月08日
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カテゴリ:本に親しむ
田坂広志著「死は存在しない」
副題は~最先端量子科学が示す新たな仮説~


以下、目次

序 話 この本を手に取られた、あなたへ

 「死」を直視すべきときを迎えている、あなたへ
 「科学」にも「宗教」にも疑問を抱かれている、 あなたへ
 最先端量子科学の「仮説」に興味を持たれている、あなたへ
 人生で「不思議な体験」が起こる理由を知りたい、あなたへ
 肉親の「死」について切実な思いを抱かれている、あなたへ
 「死」についての思索を深めたい、あなたへある。
 最先端科学が示唆する「死後の世界」の可能性

第一話 あなたは、「死後の世界」を信じるか

 人類にとって最大の謎、人生における最大の疑問
 「死」を語る三つの視点
 三つの視点、いずれも残す 「さらなる疑問」
 「科学」と「宗教」の間に横たわる深い谷間
 「死後の世界は存在するか」 三つの答え
 「科学」は、現代における「最大の宗教」
 
第二話 現代の科学は「三つの限界」に直面しているc
 「分析」をすると、「本質」が見えなくなるているあなたへ
 三人のノーベル賞学者からの根本的批判りたい、あな
 ミクロの世界では、「物質」が消えてしまう
 現代の科学には「説明できない不思議」が数多くある
 いまも「意識の謎」を解明できない現代の科学
 我々の誰もが体験する「意識の不思議な現象」
 「説明できないものは、存在しない」とする頑迷な立場
 現代のガリレオの呟き 「それでも、不思議な現象は起こっている」

第三話 誰もが日常的に体験している「不思議な出来事」

 筆者が永く抱いてきた「唯物論的世界観」
 筆者に与えられた数々の「意識の不思議な体験」
 誰もが日常的に体験している「不思議な出来事」
 なぜ、無数の人々が「神」や「仏」を信じてきたのか
 「意識の不思議な現象」に科学の光を当てる

第四話 筆者の人生で与えられた「不思議な体験」

 極限の状況で試験問題が分かった「不思議な直観」
奇跡的なタイミングで貸別荘に導かれた「以心伝心」
 二年前、米国での住居を無意識に撮影していた「予知」
 半年後の転職と勤務ビルが分かっていた「予知」
 高速道路での大事故を無意識に避けた「予感」
 二年後のスペースシャトルの爆発を感じ取った「予感」
 高校進学時の予想外の出来事を予見した「占い」
 期待外れの就職先を言い当てられた「占い」
 あくまでも「科学者」として解明をめざした「不思議な出来事」
 数十年かけてたどり着いた「一つの科学的仮説」

第五話 なぜ、人生で「不思議な出来事」が起こるのか

 最先端量子科学が示す「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」
「無」から壮大な森羅万象の宇宙を生み出した「量子真空」
 この宇宙のすべての情報を記録する「ゼロ・ポイント・フィールド」
 この世界に「物質」は存在しない、すべては「波動」である心
 「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」は荒唐無稽な理論ではない
 フィールドに「ホログラム原理」で記録される「すべての波動」
 ゼロ・ポイント・フィールド内で「波動情報」は永遠に残り続ける [
 なぜ、フィールドには「未来の情報」も存在するのか
 「現在の波動情報」から分かる「未来の波動情報」
 我々の「未来」と「運命」は、すでに決まっているのか
 「相対性理論」では、過去、現在、未来は、同時に存在している
 二一世紀、科学が検証すべき 「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」

第六話 なぜ、我々の意識は「フィールド」と繋がるのか

 ノーベル賞学者ペンローズの「量子脳理論」が解き明かす「意識の謎」
 我々の意識の世界に存在する「五つの階層」
 日常生活の雑音に溢れた「表面意識」の世界
 祈りや瞑想によって生まれる「静寂意識」の世界フィールド」
 運気の「引き寄せ」が起こる「無意識」の世界
 無意識と無意識が繋がる「超個的無意識」の世界
 時間と空間を超えて繋がる「超時空的無意識」の世界
 「意識の五つの階層」と「死後の意識の変容」
 

第七話 フィールド仮説が説明する「意識の不思議な現象」

 なぜ、フィールドでは「類似の情報」が集まってくるのか
 超高速の「情報探索」が可能なゼロ・ポイント・フィールド
 なぜ、天才は、アイデアが「降りてくる」と感じるのか
 なぜ、人生には、「運気」というものが存在するのか
 「死後の世界」や「前世の記憶」「輪廻転生」は、全くの迷信なのか
 昔から無数の人々が信じてきた「神」や「仏」の実体は何か
 なぜ、「最先端の科学の知見」と「最古の宗教の直観」が一致するのか
 古代の宗教が、すでに語っていた「ゼロ・ポイント・フィールド」

第八話 フィールド仮説によれば「死後」に何が起こるのか

 二十一世紀、最先端科学が解き明かす 「死後の世界」
 なぜ、子供たちは「前世の記憶」を語るのか
 なぜ、「死者との交信」が起こるのか
 我々の「意識のすべての情報」は、肉体の死後もフィールドに残り続ける
 フィールド内には「現実世界」と全く同じ「深層世界」が存在している
 現実世界の「自己」が死んだ後も、深層世界の「自己」は生き続ける
 フィールド内の「記録」は、実は、フィールドの持つ「記憶」
 フィールドは「情報貯蔵庫」ではない、「宇宙意識」と呼ぶべきもの
 いまも「現実自己」は「深層自己」と対話をし続けている
 「超個的・超時空的無意識」の正体は、実は、フィールド内の「深層自己」

第九話 フィールド内で我々の「自我」(エゴ)は消えていく

 死後、フィールド内で、我々の「自我意識」は、しばらく残る
 フィールド内では、徐々に、我々の「自我」が消えていく
 ゼロ・ポイント・フィールドに「地獄」は存在しない
 なぜ、臨死体験では、「幽体離脱」が起こるのか
 「死」とは何か、「私」とは何か
 「自我」が消えていくに従い、すべての「苦しみ」も消えていく
 「幽霊」や「地縛霊」という現象の正体は何か
 なぜ、世界の宗教は「忘却の物語」を教えるのか
 フィールド内で、我々の意識は、「私」を忘れ、「すべて」を知る
 なぜ、臨死体験では、「光の存在」に会い、「至福」に満たされるのか

第一〇話 フィールドに移行した「我々の意識」は、どうなるのか

 死後、我々は、「肉親」と再会できるのか
 我々の意識から「人格イメージ」を生み出すゼロ・ポイント・フィールド
 「愛一元」とは、いかなる意識の状態か
 なぜ、 「祈り」を捧げると、故人は、我々を導くのか
 故人は、「裁き」の心を持たず、静かに我々を見つめる

第一一話 死後、「我々の意識」は、どこまでも拡大していく

 成長を続け、拡大を続け、時空を超えていく「死後の意識」
 「地球」をも包み込み、さらに広がる「死後の意識」
 なぜ、「地球」にも「意識」が芽生えてくるのか
 最後は、「宇宙全体」へと広がっていく「死後の意識」
 いまだ「幼年期」の段階にある「宇宙意識」
 自己組織化する「宇宙」の創造的プロセスプリ
 原初的な意識から、一三八億年をかけ、成長し続ける「宇宙意識」
 「宇宙意識」から生まれてきた我々の「個的意識」
 一三八億年の旅路、そして、大いなる帰還

第一二話 あなたが「夢」から覚めるとき

 宮沢賢治の詩が教える、我々の意識の真の姿
 哲学者ヘーゲルが語る、「量子真空」の問い
 この宇宙が「私」を通じて発する「一三八億年の問い」ぶ
 「私」とは、宇宙意識の見る「夢」
 「神」「仏」「天」、「宇宙意識」、そして「真我」は、一つの言葉
 あなたの人生には、「大切な意味」がある
 そのかけがえの無い「夢」から覚める前に
 この「一瞬の夢」を、素晴らしい夢に


終話 二一世紀、「科学」と「宗教」は一つになる

 「死」をどう受け止めるか、それは「尊い覚悟」
 どこまでも「科学」の視点から「死」を見つめる
 誰もが抱く「死」についての「二つの疑問」
 「科学」と「宗教」の間に架けるべき「新たな橋」
 「科学的知性」と「宗教的叡智」が融合した「新たな文明」
 人類の「前史」が終わり、「本史」が幕を開ける

謝辞 さらに学びを深めたい読者のために


  

著者が以前発行した「運気を磨く」でも述べていたが、
説明ができない不思議な出来事や不思議な体験、それをベースにしての仮説理論。


例えば、予知、予感、偶然、シンクロニシティなど、なんでこんなことがあるの? と科学的には説明のつかないことは誰でも経験があるはず。

現代の物質を中心にした唯物史観的な考えでは及ばぬことがある。

そこに抜け落ちている「意識」、これに着目して長年研究してきた著者が行きついたところが、「ゼロボイントフィールドが存在する」という仮説。

これは、古来の宗教や哲学者などの考え方を合わせて取り込んでの説明にも一貫性を感じる。
矛盾はない。

また近年、村上和雄氏の提唱している「サムシンググレート」にもつながるのではと、

以前に読んだ「時間は存在しない」にも関連があるのかな?


いずれにしろ、この仮説を突き詰めると「死は存在しない」ということになるらしい。

最近、進んできた量子科学の世界を踏まえての仮説が上手く組み上げられていて、確かにそうかもと思う。

こんな仮説を頭の片隅に入れて日々の出来事を考えてみたいと、、、

    定年後の読書の旅 更新中





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最終更新日  2022年11月14日 13時35分27秒
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