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テーマ:まち楽ブログ(32246)
カテゴリ:観光地・観光情報
やあクッキーモンスターだよぉ 南濃町の方に 「志津の善教寺で、お盆頃に"地獄図"っていう珍しい絵が飾られるから見てみたら」 と教えていただき、早速見学に向かいました
現地へ到着、車を降りると・・・ムムッ、涼しいではないか! 海津町から現地へ向かいましたが、2~3度は違うんじゃないの っていうぐらいひんやりと感じました たくさんの木々に囲まれた山門と石段、自然いっぱいの景色です ひょっとして海津のパワースポット発見???みたいな感じでした
ここで善教寺の紹介を少々、 御本尊は、阿弥陀如来、千手観世音菩薩。 天正年間(1572~1591)織田信長公藩閥時兵火により焼失。 古くは天台宗にて勢至山岩井坊と称した。 元禄三年(1690)聴誉保山和尚が大垣藩戸田氏西公の香花院を創建し、その遺命を奉じて木造尊牌を安置、浄土宗に転宗した。
階段を上がると正面に建つ本堂 では、早速中へ入って珍しい"地獄絵"をまずはこの目で・・と思い、 本堂へ入ろうとすると、 「あっ、ダメダメ、今は本堂へ入れないから。」とお庫裡さんの声 現在、本堂内の修理中らしく、今年のお盆に限っては地獄絵も飾らないそうだ (何というタイミングの悪さ・・・)
「実は・・・(ブログ取材について説明中)・・・、 こんな訳で地獄絵を見に来ました」 とお庫裡さんに説明、すると本堂と地獄絵の写真を見せていただき、 ブログへの掲載をOKして下さいました ありがとうございます
まずは、本堂内 そして、地獄絵図 これは、全十巻の内の一つです 春のお彼岸、お盆、秋のお彼岸、大晦日~お正月と年に4回飾られるそうです とても貴重で、当寺の秘宝です
お庫裡さんのご厚意で危うく取材が空振りとなるところを救っていただきました
ホッとして外へ出ると、まず目に付いたのは本堂南に建つ大きな石碑、 志津三郎兼氏住居跡石碑でした
志津三郎兼氏はあの有名な刀匠正宗の弟子であり、その弟子の中でも優秀な「正宗十哲」と呼ばれる中の一人と言われています 水が清く、材質の良い石が多くあったため、兼氏はこの地を選んで居を構えたと言い伝えられています
その隣にある庭もよく手入れされており、庭の景色を楽しむだけでも、 一見の価値あり また、周囲にはたくさんの木々があり、桜、新緑、紅葉、雪景色と 四季折々での風景も楽しめそうです 庭園の南には、十二支守護佛堂という建物があり、各干支の御本尊八体がまつられています
・千手観世音菩薩-ねずみ年生まれ ・虚空蔵菩薩-うし、とら年生まれ ・文殊菩薩-うさぎ年生まれ ・普賢菩薩-たつ、み年生まれ ・勢至菩薩-うま年生まれ ・大日如来-ひつじ、さる年生まれ ・不動明王-とり年生まれ ・阿弥陀如来-いぬ、いのしし年生まれ
自分の干支で仏様が違うなんて初めて知りました 皆さんも、一度お参りされてはいかがでしょうか
また、参道の入り口と本堂横にこのような大きな看板が立っていました
2年後(平成26年3月30日)は法然聖人の八百年法要が行われるそうです それに向けて、当寺としても鐘楼を改修中 当日は稚児行列も行われる予定。
毎年、大晦日には「除夜の鐘」をつきます 鐘をついた後、本堂にて住職による読経があり、ぜんざいが振る舞われます ご希望の方には当寺副住職お手製の絵馬がいただけます これがまた、可愛く作られてるんですぅ 地元の方々には好評で、これをいただくために毎年必ず訪れる人もいます なかなかの人気作品です
善教寺の皆さん、取材へのご協力ありがとうございました みなさんも一度お参り下さい 合掌。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 善教寺(ぜんきょうじ) 場所:海津市南濃町志津1729 電話:(0584)57-2846 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
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Last updated
2012年08月21日 10時04分45秒
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