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かめおかゆみこの≪表現するからだとことば≫塾

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2011.02.15
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カテゴリ:カテゴリ未分類
★今日のフォーカスチェンジ♪

白い海


2月の北海道に帰りたいと
想ったのは、
流氷の海を見たかったから。

私は、子どものころから、
オホーツク海岸線の町で育ち、
冬になると、海を白く埋めつくす
流氷を見るのが大好きでした。


氷たちは、ぶつかりあっては
くっつき、成長しながら、
北の海から流れてきて、
やがて、青い水平線に、
白いすじをつくります。

それを見ると、
ああ、今年もやってきた…と、
たまらない気持ちになるのです。


接岸する日は、見ていなくても
わかります。

ずうんと、深く冷えこむからです。

「ああ、氷が来たね」と、
そんな会話をかわしあうのです。


オホーツク海は、流氷の海の南限です。

それが、地球温暖化の影響で、
遠くない将来、流氷は
来なくなると言われているそうです。

実際、私の子どものころに比べたら、
海岸に押し寄せる氷は、ずいぶん、
うすっぺらな印象を受けます。

父や母に聴くと、昔は、
もっともっとダイナミックに、
岸に押し寄せては重なり合い、
奇岩のような姿を見せたそうです。


それでも、久々に見た白い海は、
私のこころを満たしてくれました。

どうして、こんなにも、
この白い海にひかれるのか…。


それは、私にとっての原風景である
だけでなく、

地球という星のもつ、神秘を
見せてくれる存在だから…
ということもあるでしょう。

そして、その星のうえで、すべてが
つながりあっていることを、
思い出させてくれる光景であるから
なのかもしれません。


厚い氷の下では、
たくさんの生命が育っています。

氷に守られて、いのちは、
春の目覚めを待っているのです。

それもまた、この氷の海を
いとおしく感じる理由のひとつ
なのかもしれません。


日々を生きていくなかで、
私たちは、ついつい、
目の前のことで
精一杯になってしまい、

この、地球というおおきな存在に、
生かされていることを、
忘れてしまうような気がします。

たくさんのいのちと
つながって生きていることを、
忘れてしまうような気がします。


一夜にして、真っ青な海を
白い大雪原に変えてしまう流氷は、

そんな人間のこころに、
「気づくチャンスがきているよ」
と、教えてくれているのかも
しれません。


おおきな流れのなかで、
自分にできることは、ほんの
ささやかなことでしかないけれど、

それでも、
やれるだけのことをやっていこう。

この美しさをあたえてくれる、
おおきな存在への感謝とともに…。


ひさしぶりの故郷。

冷たく清冽な空気を吸い込みながら、
そんなことを想ったのでした。


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Last updated  2011.02.15 15:59:37
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