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かめおかゆみこの≪表現するからだとことば≫塾

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2017.10.21
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本日のメッセージとの関連で、再掲します。


今日のフォーカスチェンジ
----------------------------------------
満たされているひとは、けっして人を攻撃しない。



これは、人間関係のトラブルに直面したとき、
私が使う、究極の「魔法の言葉」です。


誰かに、ひどい仕打ちをされたとき、
私たちは、ついつい、そのひとを非難したくなります。

実際、信じられないような、許せない行為をするひとも、
この世の中にはいるものです。

とりわけ、犯罪まで発展してしまったようなときの、
被害者のかたの痛みは、とうていはかりしれません。


ただ、それがおおきなトラブルであれ、小さな場合であれ、
(そして、罪をどのようにつぐなうかは別の問題として)
ひとつだけ、忘れてはならないことがあります。

それが、

「満たされているひとは、けっして人を攻撃しない」

ということなのです。


単純に言ってしまえば、

「ああ、今日は気分爽快だから、
 いっちょ、隣のやつを殴ってやろうか」

と考えるひとは、いない、ということなのです。


「私はなんて幸せなんでしょう。
 今から、外にでかけて、放火をしてくるわ」

と思うひとは、いない、ということなのです。


私たちは、誰かから痛みを与えられると、
その相手の、何もかもを否定したくなるものです。

でも、どんな人間だって、生まれ落ちた瞬間から、
悪人であるということは、絶対にないのです。


そのひとの生きてきたプロセスのなかで、
どうしようもなく傷ついてきた部分があるのです。

それが、満たされない気持ちとなって、
他者にたいする攻撃へと転化してしまうのです。


もちろん、だからといって、
ひとを傷つける行為が、許されるわけではありません。

ただ、何か、そういう場面に遭遇したとき、
そのことを思い出すことができれば、
私たちは、そのひとを、
まるごと否定しなくてもすむようになります。

まして、ことが、日常レベルの問題であれば、
そのひとの満たされなさに気づくことによって、
問題解決への心のゆとりをもつことができます。


子どもたちとの対話のなかでも、
私は、よくこの言葉を使います。

「○○ちゃんが、こんなことをした。あんなことをした」

「そう。それはつらかったね。悲しかったね。
 どうして、○○ちゃんは、そんなことをしたんだろう」

「わからない。○○ちゃんはいつもそう」

「もし、○○ちゃんが、毎日楽しくてうれしくて幸せだったら、
 やっぱり、そういうことをしたかなあ」

「…しないと思う」

「○○ちゃんは、どんな気持ちなんだろう」

「~~かもしれない」


こんな会話をかわしたあとでは、
同じトラブルでも、
解決のプロセスが変わってくることが多いのです。

少なくとも、怒りなどの激情にまかせたままにして、
問題をさらにややこしくすることを避けることができます。


心の痛み(満たされなさ)という、
誰でもがかかえている心を共有していくことから、
私たちは、ふたたびつながっていくことができるのです。


---第71号(2004年1月10日発行)より





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Last updated  2017.10.21 07:22:07
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