かんじ親爺のＦＦ日記

前回コレで最後かも、なんて書いちゃったけれど行ってきました。

連休最後の日、連日の波状絨毯猛爆撃後なので相当に厳しいと予想。
そして、限られた時間。

お目当てはチャナメツムタケ。
一つ目のポイントは案の状、直撃弾の跡だらけでお化けを数本見ただけ。直ぐに退却。

二つ目のポイントで大当たり～！

ウッハウハの一時を楽しんで来ました。

ジゴボウ（ハナイグチ）が少ないから、もう少し採ってきてとの指令があったので、そちらのポイントに移動。

殆どが出始めで小指の先程ばかり。　採取するのにはしのびない。早すぎ。

このくらいなら良いかと思われるのだけ採取。週末が丁度いいかもね？

ここでカヤタケの集団にぶつかる。


混ぜご飯やシチューが旨いとの事。

それから、気の早いシモフリシメジかと思ったらアイシメジ。


そばには大嫌いなキノコ....が覗くように出ていた。皆さん１度は御賞味あれ。
フキサクラシメジ。

そんなこんなで１１時半。
渋滞にはまると嫌なので早めに切り上げました。

そうそう、これからの時期は松と雑木の混成林にチャナメツムタケと毒キノコのカキシメジが一緒に生えます。

薄暗いところでは、プロでも間違える事があるそうです。

皆にも何処が違うのなんて言われる事がしばしばありました。
チョイトこの場を借りて説明いたします。

まず、毒キノコのカキシメジは傘の裏にシミがあります........が。
このくらいの成菌になるとチャナメツムタケにもシミが現れます。


違いはチャナメツムタケの柄にはササクレがあります。
ですが.......つまんだりするとササクレが消えて見えなくなる事があります。

そして傘の表面。周りに黄色味を帯びた白っぽい点々があるかないか。チャナメツムタケにはあります。
が.....この点々は開ききったり雨に当ると、なくなってしまいます。
もちろん籠の中に入れて揺すられてもね。


カキシメジ（毒）の柄にはササクレはありません。

も一つ
チャナメツムタケは根元がしっかりしていて髭根があります。
毒キノコのカシメジは髭根がありません。

ですから、初心者の方と一緒の時は根元まで採取してもらって、この点を良く注意してます。
（特に雨の日なんかは）

もちろん怪しいのはみんなペケにします。
いつだったか？半分以上ペケにして怪訝な顔をされた事がありました。 

さて、この日の収穫全部です。

左半分は全てチャナメツムタケ。
中央上から下にシロナメツムタケ、ナラタケ、ジゴボウ（ハナイグチ）
右上から下にカヤタケ、サクラシメジ、キシメジ、アイシメジ、カワムラフウセンタケ、紫色のはアケビの実

アケビの実の包皮はスライスしてアク抜きしてから、油味噌炒めで。
ホロ苦味。　これも秋の味覚と思います。