創価三代の会長の厳粛な師弟の歴史
1983年(昭和58年)7月26日 「九州未来部研修会」 牧口先生と戸田先生は、戦争に抵抗して牢獄に入れられました。両先生に信心を教わった人も、豹変し、悪口を言った。人の心は恐ろしい。牢獄を出た戸田先生は、牧口先生の仇を討ってみせると言われた。ここから、学会の大前進は始まったんです。 一度決めたことはやり抜く。実現する。これが学会精神です。弟子の道です。私もそうしてきた。いざという時に臆病な皆さんになってもらいたくない。自分の目標は必ず成し遂げてほしい。諸君の偉大な活躍を祈っています。 1983年(昭和58年)7月27日 「九州中等部研修会」 今日は信心の真髄の話をしておきます。戸田先生は私に「仏法のために喜んで身を捧げていけ」とよく言われた。私は病弱だった。しかし、全てに全力投球だった。今日もよく生きられたという毎日だったんだよ。 難を受けた。その中を、私は戦い抜いた。学会のために生き抜く人であってほしい。途中で翻るような卑怯者ではいけない。 1983年(昭和58年)7月28日 「九州高等部研修会」 3つの力を磨け 諸君には、第一に知力、第二に生命力、第三に生活力をもってもらいたい。まず知力。いわゆる知性である。次に生命力。太陽が輝くような満々たる生命力をもった自分をつくっていくことだ。 そして生活力。社会人として生き抜いていくためには、現実の力として、生活力をもたねばならない。今は無名の一高校生かもしれないが、20年、30年、50年を経た時に「ああ、あの人が!」と言われるような、社会に有為な人材に成長してもらいたい。