テーマ:日々自然観察(9874)
カテゴリ:野山や海の動植物
チガヤ(千萱、茅、白茅)、イネ科の多年草 名前の由来は 「チ」は千を表し、多く群がって生える様子から 千なる茅(カヤ)の意味で名付けられた、という 6月末日の夏越の祓えの「茅の輪くぐり」はこの チガヤで編んだ大きな「茅の輪」が用いられる アスファルトで覆われた都心は別として 郊外であればどこでも目にする植物である もちろん我が家の畑にも生えている 花に派手さや美しさはないけれど 集団で空き地を占領して風に揺れている姿は 不思議と親しみを覚えるのである 万葉集にも登場しているところを見ると 古くから日本にあったらしい 春日野の浅茅が上に思ふどち 遊ぶ今日の日忘らえめやも 浅茅原つばらつばらにもの思へば 古りにし里し思ほゆるかも お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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