カテゴリ:今日のお義母さん
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↓↓↓ぽちっと、宜しく〰️ 前日までは具合が悪そうだった(具合が悪いアピールがスゴかった)お義母さんだが、朗読劇を観に行く当日はかなり元気だった。 夫が送迎役になって、亀有のリリアホールというイトーヨーカドーの上階にあるホールで行われる、泉ピン子さんの朗読劇「すぐ死ぬんだから」会場に向かう。 週に3日家に来てもらっている鍼治療は休みたくないとのことで、タイトなスケジュールだったが、鍼治療を終えてから車に乗り込んだ。 夫がどこからから調達してきた、デパ地下のお弁当をつまみながら会場に向かった。 夫は、車のなかでお弁当を食べる、というのをよく採用するけれど、私は落ち着かなくて嫌なんじゃないかと思うけれど、お義母さんはまんざらでも無さそうで、美味しそうにお弁当をつまんでいた。 いつも、コープの宅配のお弁当に文句が多いお義母さんなので、デパ地下のお弁当はいたく気に入ったようで、 「おいしいわー、材料が違うわね、値段も違うしねー」 と、ご機嫌だった。 「昨日は(具合が悪くて)絶対行けないと思ってたけれど本当に良かったわー」 何度も言った。 さて、開場時間位にホールについて、入口でキャリーケースは持ち込めないと言われたけれど、 「これがないと歩けないのよ」 と、強引に会場へ持ち込む。 なるほど前後の席は狭くて、しかも、中央の席だったので、数名の方に席を立ってもらうなどして座席にたどり着いた。周りを見回すと、お義母さんと同じようなお歳を召したご婦人が多く、私とお義母さんのように娘とセットという組み合わせが多かったかも。 でも、きっと、実の娘が多いんじゃないかな?と、なんとなく似た顔のペアが多いように思った。 朗読劇がはじまった。 幕が上がると、元気いっぱいの泉ピン子さんが朗読を始める。 「か、かわいい〰️!!」 年上の方に"かわいい"というのは失礼かもしれないけれど、小柄でちょっと派手な衣装がキラキラしていて、本当にかわいいというのがぴったりだった。 泉ピン子さんと、村上雄浩さんふたりが色々な登場人物になって物語は展開していく。朗読劇なので台本を手に持ちながら、少しの動きも入り、背景や、音楽が効果的に加わって、とても面白かった。 お義母さんはこの本を読んでいたけれど、私は初だったので、内容を初めて知ることになる。 そこで、 『死後離婚』という言葉がでてきた。 お義母さんが以前、夫に「死後離婚したいから書類もらってきてちょうだい」 と言って、驚いたことがある。 死後離婚したい、、、お、お義母さん!! 朗読劇を観ながら、 「そうか、この本の中で、"死後離婚"のことが出てきたんだ」 と、納得した。 このお話の中で78歳の主人公は仲良しだった夫が突然亡くなり、哀しみにくれていたのだが、そうこうしているうちに夫の遺言がみつかり、全く予想もしていなかった、愛人と愛人との間の子供の存在を知る。 夫が亡くなって、気力がなくなって、子供や孫に何を言われても「私もすぐ死ぬんだから」と、何もしなくなってしまった主人公が、その事実を知って、怒り心頭で急に元気になる、という展開だ。 実は、お義父さんにはその昔愛人がいて、子供がいたのだ。私たちが知ったのはそれこそ、お義父さんが亡くなったあとだったけれど、お義母さんは当時から知っていた。愛人とはずいぶん昔にすったもんだで別れていて、ただ子供には成人になるまでは多少の援助をしていたようだ。 お義母さんの場合は、はじめから知っていたことだけれど、今でもその事が許せないようなのだ。 この「すぐ死ぬんだから」の話は、まるでうちじゃない!と、思うくらい重なる部分が多くて、笑、お義母さんの死後離婚発言にも、さっさと別の自分のお墓をつくってしまったことにも納得がいった。 この朗読劇では最後、78歳の主人公と夫の愛人、子供となんとなく心が通って終わる。 そこは我が家(夫実家)とは違っていたけれど。 朗読劇はとても面白かった。 アフタートークイベントというのがあって、ピン子さんと村田さんがお話してくれるのだけれど、それもとても楽しかった。 泉ピン子さんの実年齢は75歳だそう。おしゃべりがウィットに飛んでいて、村田さんとの掛け合いも素晴らしく、素敵な時間を過ごすことができた。 ピン子さん、村田さん、ありがとうございます! すぐ死ぬんだから (講談社文庫) [ 内館 牧子 ] お義母さんに夫がチョイスした手土産 【ふくろう】銀座菊廼舎 冨貴寄 『ふくろう』(ふきよせ) お中元 御中元 お菓子 きくのや 銀座きくのや 手土産 東京土産 登録商標 ブログランキングに参加しています。 ↓↓↓ぽちっと、宜しく〰️ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年11月03日 11時06分22秒
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