「夢の美術館 大阪コレクション」展@大阪国立国際美術館
3/17の夕方には、国立国際美術館で開催されてる【夢の美術館 大阪コレクション】展に行ってきました。もう3/25に終了しているのですが、備忘録として簡単に。大阪は中之島にある国立国際美術館と、心斎橋にある大阪市立近代美術館建設準備室に、海遊館が隣の天保山にある、サントリーミュージアムの所蔵する、20世紀美術の72点が展示された美術展です。チケットやポスターには・・アメディオ・モディリアーニの作品、「髪をほどいた横たわる裸婦」が使われていて目を引きます。流れとしては、インターネットで紹介されてるとこからのコピペを。 展示は20世紀美術の先駆者としてのセザンヌ、モネ(この2点は19世紀の作品)から始まってピカソ、デュシャン、カンデインスキー、クレー、モホリーナギから、国内では、あまり紹介されないロシア・アヴァンギャルドのタトリン、未来派のボッチョーリ、エルンスト、ダリ、そして美術の中心がパリだった時代の最後を飾るフォートリエ、フォンタナの作品を経てニューヨークに中心が移った時代のデ・クーニング、ロスコ、ステラ、ウォーホールの作品が続き、今や中心はケルンだという人もある時代を代表するキーファー、リヒターの作品で締めくくられる。 展示品の多くは小品だが質は高く、国内ではあまり見られないロシア・アヴァンギャルドやイタリア未来派、そしてアメリカ前衛美術の先駆者コーネルなどの作品も見られ、20世紀美術を大観できる貴重な展覧会である。そんなこんなで、知らない人の絵もあれば、これは以前にも観たな、って言うものがありました。ルネ・マグリットのヴィーナスとか、実際市立近代美術館準備室には行ってないけど、大作なんで貸し出しされてることが多くて、実際見たなぁ~って感じ。でも、所蔵してるからといって、常に見れるもんでもないでしょうし、これだけ幅広く展示されてるのもある意味、貴重な反面、それぞれの作者のものは1,2点で、浅く広くだから、物足りない感じもあり。ポール・セザンヌ「宴の準備」私のお気に入りのブランクーシの「眠れるミューズ」とかいうのがあって、彫刻の頭部だけなんですが、彼の卵型の作品を何点か見ているので、これが原点なのかなぁ~なんて思って、それはじっくり周回してみてました。絵画鑑賞後は、近くの「大大阪」って喫茶店に入ってサイフォンコーヒー(だったと思う)をいただいて、所蔵してあるおかしな本を読みながら休憩。夜は映画に行ったので、その報告はまた改めて。