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烏 森 神 社

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2005年11月30日
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今日は境内にある『力石<チカライシ>』のご紹介を致します。

まず、力石とは何なのか・・・
力石とは、力試し、力競べをするために使われた石のこと、およびその競技をさす言葉です。昔の農村の青年は米俵を担ぐなど力仕事をすることが多く、力試しをよくしたと伝えられています。江戸時代中期から明治にかけて、各地の神社やお寺の祭の際には、力自慢を競う競技が行われていました。
 力石は、番持石、重軽<おもかる>石、バンブチ、ハカリ石、沖縄ではサシ石などと呼ばれ、石の形は丸型か楕円形で、重さは60~70kgから250kg近く、大きいものでは300kg近いものもあり、「力石」のほか、「鶴亀」、「雲龍」といった縁起のいい名前や、持ち上げた人の名や重量を刻んだものもあります。元来、力石は石占<いしうら>の一種で、石を高所に投げ上げたり、石を持ち上げたときの軽重の感じで神意を判断するものであったのが、しだいに若者の力試しに転化したと考えられています。信州(長野県)には、病気のときなどに石を持ち上げて軽ければすぐに全快し、重ければなかなか治らないと判じる重軽石が各地に残っています。岡山県真庭郡八束村には、大小4種類の力石があり、頭上まで上げるのをサシ石、肩までのものをカタゲ石、膝まで上げるのをヒザトリ石、いちばん重いのをチギリ石といって地面から離せばよいとしたそうです。堺市の開口神社には、関西で最古とされる天保4年(1833)の切りつけのある力石が残っています。

当社の境内にある力石
力石

社殿に向かって左側の狛犬の前辺りにあります。
力石には「五拾貫余 汐留 兵吉 車屋 英治 芝土橋 久太郎」と縦に彫られてあります。
いわれや、いつからあったのか・・・は今のところ不明です。
機会があれば、古い書物などを調べてみたいと思っております。






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最終更新日  2005年11月30日 13時08分07秒
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