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2021.06.10
カテゴリ：読書のこと
読書日記です。
『ビッグミステイク』 （マイケル・バトニック）  レジェンド投資家の大失敗に学ぶ 著者は、CFA協会認定アナリストで 投資アドバイザーの調査部門ディレクター。 投資家の失敗に学ぶという、 投資本ではちょっと珍しい本ですね。 普通は成功談ばかりなので。 この本の内容は要すれば、、、 投資に失敗は避けられないことを 理解する、ということですね。（P237） 今年は珍しく損切りせざる得ない状況で、 精神的にダメージを受けていたこともあり、 いまのところ本年ベストの一冊でした。 個人的に印象に残ったところは以下です。 １．スキルと運の両方が作用する活動では、 スキルと知性が改善するとともに、 結果に対して運や偶然の果たす役割が 大きくなる。（P66） ⇒市場で戦うには知性だけではダメ。 だからこそ素人にもチャンスが！？ ２．ジャッグ・ボーグルが初めて インデックス・ファンドを つくったのは47歳の時だ。（P90） ⇒何事にもまだ決して遅すぎない。 ３．資産に致命的ダメージを与えかねない のは、ほかの投資機会を探し始める 時だ。（P95） ⇒無理に銘柄を増やさないこと！ ４．能力と上昇相場を混同するな（P117） ⇒リーマンショック後は基本的に 右肩上がりだからなぁ。 ５．買い値の安さに目を奪われて、十分な 防壁を備えたビジネスかどうかの 確認を怠った。（P133） ⇒低PBR買い注意、加藤製作所、、、、 ６．金持ちになるのは一度だけでいい。 一生懸命働くか、もしくは単なる強運で トップ1％に入れたら、ホームランを 打とうとするのをやめるべきだ。 すでに勝っているんだから。（P221） ⇒ホームランを打てたら、この警句を 思い出します、、、、 エピローグは著者自身の失敗談なのですが、 就職活動がずっとうまくいかないなか、 スマホの電源が切れたことをきっかけに ある出会いがあり、運が開けたそうで。 こちらもすごい希望が持てるお話でした。 久しぶりに座右の書としようかなと 思う一冊でした。 ★楽天ブログランキング： 読書・コミック364位（前日比  ） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2021.06.10 12:00:10
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