CHICAGO
映画。アカデミー賞も取ってる、色々と。(いや、賞取ってるのとその人にとってよい映画はしばしば一致しないものではあるが)ミュージカルが元になってる。振付師(でもあり監督でもあり・・・多才な)ボブ・フォッシーが好きなこともあって見たい映画の一つだったんだよね。「Fosse」という彼の振り付けを集約した舞台(ダンス)もおすすめ。ダンスが、なんだろう、大人な感じなの。綺麗なだけとかではなく、セクシーで、時に猥雑?で、魅力的!煙草くゆらせながら踊る演目なんてもう!!!閑話休題、今日は映画の感想でしたな。舞台はCHICAGO。JAZZとお酒と男女の交流(苦笑)溢れる町。で、起こる物語。舞台は女子刑務所(?あれ?留置所?何だ?とにかく檻の中)そこで巻き起こる駆け引き、張り合い、したたかに生きる人々が交差する。ミュージカルが元なだけに歌と踊り満載。でも、映画では主人公のロキシー(ブリジットジョーンズの日記の主演の人。)の空想として歌と踊りを処理してるので、ミュージカル苦手な人にも受け入れてもらえるのではないでしょか。特筆すべきはヴェルマ役のキャサリン=ゼタ=ジョーンズ!めちゃ魅力的だよ。迫力あるしね。主役をしっかり喰ってるとこが粋だ(爆)主演のレニー=ゼルフィガー(?どうしても覚えられない)も、ビリー役のリチャードギアも善戦してる。でも、かすかに物足りなさを感じたりもする。物語の面白さに影響のないくらいだけどさ。でも、それを補うくらい彼女はヴェルマを好演!あ、リチャード=ギアのタップは良いな。演技に関しては定評あるだけに問題ないのでは。以外にロキシーの旦那エイモス役の人が歌上手い出番はそんなにないのに心に染み入るくらい魅力的なのはバンドリーダー!歌わないんだけど、いい声でぞくぞくした。と、思ったら、彼はミュージカルでビリー役やった人なのね。どうりでいい声なはずだ!ああ~、映画も面白かったけど、本場の舞台が心底観たくなってしまいました!(映画ではボブ・マーシャルが改めて、映画用に振り付けしてるので、それはそれで成功してるけれども、本場の、フォッシーの振り付けでも見たい)