カテゴリ:文芸誌
買ってから、ずいぶんたってからの感想メモ。小説は、じっくり読みたいのでしかたない。
目的は、勝谷さんの小説だったけれど、久々に時代小説などというものも読みました。 「彼岸まで。」勝谷誠彦 確かに、純文学としては熟成されてはいないのでしょうが、小説としては新鮮な果汁でした。橋田氏と小川氏の襲撃事件のとき、わたしはほとんどニュースを追いかけなかった。ただ、耳に入ってくる情報と、勝谷さんのWeb日記のみで、その事実を知る。勝谷さんにとって、肉親の死よりも悔しいことだったと。物書きは、心の奥に潜む闇を埋めるために、文字を綴るのだと思う。自らが、落ちて行くことのないように。まあ、いつかは誰しもが彼岸へ行き着くのでしょうけれどね。 <日常の歪みへ誘う短編集> 「鼈」藤沢周 「文学魂」ヒキタクニオ 「球光」柾吾郎 中間小説っていうの? 幻想小説とか? SFっぽいよね~(笑 などと思ってみたり。 「恋はしがち」畠中恵 幽霊の話だ~。江戸時代は、幽霊が多かったのかな。死んでまでも思いつめたくはないもんだが。話としちゃ、面白いのかな。 <エッセイ特集> あ、奥田英朗さん。最近名前を知った作家さんだ。 フォトエッセイは西澤保彦さん。高知の特産品を紹介。そっか、西澤さんも大森さんや岩郷さんと同じ高知出身だったんだね。 とか言いながら、全部読みきれてない。暇もなく。 で、またどっかに置き忘れられるんだろうな・・・ だれか、時間をください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年07月04日 16時34分26秒
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