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テーマ:塾の先生のページ(7834)
カテゴリ:私の教育論
今日は授業中に本当に怒ってしまった。
あまりにも集中しない生徒。おしゃべりの多い生徒なので、 静かに諭すつもりであった。 「今のようにおしゃべりしながらの勉強では、絶対に成績は伸びないよ」 「大丈夫、おしゃべりしても勉強している」 「勉強は静かにするもの。今の状況では、成績は伸びません。これは、20年以上この 仕事をやり、たくさんの生徒を指導したからこそ言えるのです。僕もプロのつもりです」 すると一人の生徒が「プロだって」と笑う。 その瞬間に僕の自制心がなくなり、今まで我慢してきたものが切れた。 と同時に涙が出てきそうになった。 今、時間をおいて振り返っているが、切れることそのものはやってはいけないと思う。 と同時に、先生や目上の人に注意を受け、叱られてながらも、言い返そうとする 生徒には、今の時代の教育の問題点、特に家庭における教育に問題を見たような気がする。 大手塾であれば、簡単に退塾の処置をとることもできるが、それで、今の教育の問題 や、その生徒自身がかわるわけではない。教育は合理的な措置で行うものではない。 愛情を土台として行うもの。そう考えると、しばらく、闘う必要があるかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.14 22:43:53
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