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今日は珍しく政治的な雑感を。
中国の人に、今の中国社会の話を聞きました。 中国の格差は日本国内の格差とは全く意味合いが違います。権力が法をつくり、その権力は個人についています。法は権力を振るう個人によってどうにでも変えられるのです。 中国は古来より広大な国土と多様な人たちに溢れ、国内で厳しい競争が繰り広げられてきました。その結果、国家というより一族のみを信じ守るという考えが定着してきたのでしょう。一族主義は近親者の幸せが国家の冨よりも優先されます。 今の中国はその冨の集中の仕方は異様な不均衡を形成しています。 中国では黒龍江省の森林は採りつくし、内モンゴルでは鉱物資源を大規模に掘り起こしているそうです。 中国の風習では、お客をもてなすときに食べきれない量の料理を出し、食べ残すのが礼儀ですが、これは食糧の無駄や食糧資源不足にもなりかねません。最近は残さずに食べると料理の費用を一部返すなどの施策も行われているとか。 中国が資源を求めて権益を拡大しようとしている背景は、切実な資源の枯渇問題があるのではないかと思いました。 都市部では不動産価格が日に日に上がっているそうで、富裕層は海外移住を急いでいると聞きました。 なんとも不安定この上ないです。 聞いた話しの端々から、中国と米国はかなり緊張状態にあるのではないかと推測しました。私たち日本人は日中関係だけに気が行きますが、もっと大きな枠組み=陣取り合戦が行われているのではないか、と。 昔の米ソ冷戦時代のような緊張の時代が訪れるのではないかと思います。 このことが、ビジネスや社会にどんな影響がおこるのかについて注視していきたいです。 それと緊張の時代であれば、なおさら、民間人どおしの心の交流と互いを理解しあえる努力を続けないといけないなと思いました。 今日のこのブログが妄想で終わりますように。 【寒いけど晴れるとほっとします。】 にゃんこのいる風景はいいですね^^ 2月の日曜日 posted by (C)かずめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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