|
カテゴリ:がんばれ地方競馬
ミツオーです。 さて、ナムラダイキチが死亡していたという話を、昨日、知りました。 知らせによると、ナムラダイキチは今年5月30日に死亡したとのこと。 これまでそのことをまるで知りませんでしたが、どなたかがスタリオンブックをご覧になった際に死亡の表記があるのに気づき、ネットでその情報を拡散したものが巡り巡って、わたくしどもが目にしたということのようです。 残念です。 ついこの間、引退によせての文章を書いたばかりだというのに、こんなに早く、悼む文を書かなくてはならないとは。 ナムラダイキチは…と書きかけて、どうにもうまく筆が進んでいきません。 昨年秋、日替わりライターブログに書いた、ナムラダイキチ引退に際しての稿が、こちら(https://plaza.rakuten.co.jp/dailykeiba/diary/201609050000/)。 改めて読むと、畑中信司騎手の、 「ダイキチはお父さんになる予定です。その子どもが走ってくれればうれしいし、乗ってみたい。 ダイキチと、その子たちも、応援してください」 という言葉が悲しく胸にせまります。 亡くなった方を悼む最良のやり方は、そのひとの思い出話をすることだ、とわたしは信じていますし折に触れて言っています。 わたしにとって一番のナムラダイキチの思い出は…。 ショックでなかなかうまく出てきませんが、やはり3歳秋の北國王冠ということになるでしょうか。 ジャングルスマイルとの壮絶なマッチレースは、少なくともわたしが実況を担当したレースの中には類を見ません。本当にいいモノを見たと、今でもあのレースを思い出すと熱いものがこみ上げます。 そして、上でご紹介した日替わりにも書いているとおり、畑中騎手がダイキチに乗ることになったいきさつ。 さらに言えば、ナムラダイキチについて語る畑中騎手が、「ダイキチさん」と呼ぶその口調。 畑中騎手が帰国したら、ナムラダイキチの思い出話を一緒にしたいと思います。 みなさんも、みなさんにとってのナムラダイキチがどんな馬だったか、思い出話をしてみてください。 ナムラダイキチさん、安らかに。 (2012年北國王冠優勝時 写真提供:石川県競馬事業局) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年12月16日 10時34分38秒
コメント(0) | コメントを書く
[がんばれ地方競馬] カテゴリの最新記事
|