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カテゴリ:実況の仕事
ミツオーです。眠い。
さて、26日(火曜日)の金沢競馬第1レースで、カルビアブリカルビという馬がデビューしました(5番人気 7着)。 デビューのかなり前から話題になっていたこの馬、もちろんその名前が早口言葉的であることがその理由ではあったのですが。 初めて 「カルビアブリカルビっていう馬が金沢でデビューするよ」 という情報を得て以来、スムーズに間違わずに言えるよう、何度も練習してきたわたくし、実はすでに、カルビアブリカルビ単体であれば、ほとんど噛むことはなくなっていました。 が、今回、デビュー戦のメンバーを見ると、 アブラカダブラ の名前が。 むう。 このくらい似た名前だと、続けて言うとつられて失敗するかも?と気づき、試しに口にしてみると… 「アブラカダブラ、アルビ…」 「アブラカダブラ、カルビアブラ…」 やっぱり。 成功率が6割程度に低下。 イカン。イカンぞ! というので、ツイッターで「パドック解説進行を担当するか、レース実況を担当するか、その両方か」などというアンケートをとったりして自分を追い込みました。 こういう追い込みは(時には)有効で、追い詰められると人間、集中力を増し、ピンチを乗り切ることができるようです。 アンケート結果は予想通り。 両方担当することにしたわたくし、いざメンバーの名前を全員口に出してみると… アブラカダブラももちろんオソロシイのですが、ほかにもカルビアブリカルビと続けて言うのが難しい馬を発見。 パラレルワールド です。 「パラレルワールド、カルビアルビ…」 ふうむ、これは伏兵だった。 あわてて練習。 もう何度も何度もお経のように唱え続けて口に馴染ませるしかない。 結果、 パドック解説中も、 本馬場入場紹介中も、 レース実況中も、 特に噛んだり言いよどんだりすることもなく、やっつけることができました。どうだ!撃退したぞ!!…いや、これ仕事だし。 いや~、よかったよかった。 しかしアレですな。 このくらい話題になるとみんな練習するらしく、「言ってみて」と振ると、みんなそこそこ言えるのね。ツマラン。 藤田弘治騎手も、一度とちった後ではありますが、実に鮮やかに、 「カルビアブリカルビ」 って言えてました。な~んだ。 こりゃいよいよプロとして失敗できないな(藤田騎手には、「アンドロメダザダゾが言えるのがスゴい!」とほめてもらいましたが)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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