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カテゴリ:ブルゴーニュ:ボジョレー
薄味系の作り手のヌーヴォーは飲んだ。薄さを欠点として出さなければ美味い味。 では次は濃い系の作り手のヌーヴォーだ。 予想では薄いヴィンテージの特徴とバランスを取って美味くなるだが。 ブルゴーニュ ボジョレー地区 ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2012 Beaujolais Villages Nouveau ドミニク・ローラン Dominique Laurent ガメイ100% アルコール度12% 輸入:合同酒精株式会社 購入価格:2604円 色は濃い紫。 香りはカシス、ブラックベリー、プラム、プルーン、インク、ライム、カカオ、黒蜜?タバコ? 味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と薄く甘味を伴う渋味。 うわぁ、スゴい肉厚な香り。 味も渋味をしっかり乗せて酸を追わせる、良年ヌーヴォーとも遜色無いボリューム。 濃い味の作り手は、2012年でもお構いなしで重量感乗せてきた。 渋味基調で果実感を苦味で底上げし、しかし余韻は緑茶の様なあっさりした雰囲気。 先のボジョレー・ヌーヴォーとの比較とはいえ、2012年でよくここまでボリュームを出してきた。 150分以上の時間経過でも変化無し。 悪く言えば、ドミニク・ローランがここまでやって やっと良年の標準レベル。 やっぱり2012年ボジョレーはかなりヤバい。 ボジョレー・ヌーヴォーにこだわりや思い入れが無い人に、2012年ヌーヴォーはどこまで買う意味が有るだろうか!? 自分はある意味自然派ボジョレーの作り手に対するお布施wみたいな感覚が有るが、非ワインファンは特にオススメは出来ない。 今回ドミニク・ローランのヌーヴォーを初めて飲んだが、この濃厚さは良年ではどういう事になるんだろうか。 肉厚な香りにガッシリした味構成、初めて納得出来る2012年ボジョレー・ヌーヴォーを飲めた。 値段相応。 味も香りもしっかりしてて、1年~1年半位なら熟成も充分期待出来る。 ヌーヴォーの枠を超えた存在感が有った。 良年は薄味系向きでも、良年は濃厚系の作り手が向いてるのか!? バランスとは自然に取られるもんだなぁ。 最後まで注いだら澱キテタよー!そりゃエキス濃かったよー! ラピエールにもパカレにも無かった2012年ヌーヴォーで澱だよー! 凄く美味かった2010年のマルセル・ラピエールのヌーヴォーにも澱が出てたし。 澱が出るボジョレー・ヌーヴォーは名作w お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/11/19 03:43:04 AM
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