被災地に救援の手を!(2)
東北関東大震災の被害を受けて、避難中の皆様に心からお見舞いを申し上げますと共に、お亡くなりになられた皆様のご冥福を心よりお祈り致します。 そしてわが身の危険をも顧みず、救援活動を続けておられる皆様に心から敬意と感謝の意を表します。 私達、遠隔地に住む者にとっては、物流が機能していない現在、支援物資を送る事もままならず、今できることは「節電」と「義援金」と「祈り」しか見当たりまりません。 私達の「節電」が、直接東日本に回される事は、周波数変換能力の制約により限度があるようですが、西日本での救援物資増産のためには役立ちますので、節電に努めましょう。 庭の「白もくれん」の開花--- (参考情報)既に関西電力からの融通は実施されています。ただ、西日本と東日本は周波数が違うため、西日本から東日本への送電は、変電所を介さないとできません。そして、変電所は新信濃、佐久間、東清水の三カ所しかなく、この三カ所をあわせても100万kwしか変換できないのです。この100万kw分は既に供給されています。だから、西日本で節電をしても、そのぶん東日本への送電が増えるわけではありません。http://www.sankeibiz.jp/business/news/110313/bsd1103131939012-n1.htmだからと言って、節電しなくていいというわけではないと思います。電力そのものの融通に制限があるとしても、東日本の生産能力は低下してると思われますので、西日本で生産し、被災地へ送るとゆうことも考えられると思います。その場合は、西日本の電力需要が急増するはずですので、節電すべきではあると思います。--- そして「義援金」ですが、誠に残念な事に、善意を横取りして自分の懐に入れようとする団体が募金を呼びかけているそうです。振込先が、公共の福祉を目的としている団体かどうかをしっかり見極めて、有効に活用して頂ける所に送りましょう。 「祈り」について、私は、元福島大学教授・飯田史彦氏の「生きがいの本質」(PHP研究所)を読んで、海外での「祈りの効果」に関する科学的な研究成果を知り、大変驚きました。 詳細は省き、私が感動したポイントのみを紹介します。1.祈りの効果は、祈る人と祈られる人の距離には関係がない。 (祈りの効果には、電波や磁波のような距離が離れることによる減衰がない)2.祈りはその量(時間)が多いほど効果が高い。 (時々祈るより、頻繁に祈る方が良い)3.祈られる人の状況が悪いときの方が効果が高い。 (元気な人を祈るより、病気の重い人に祈る方が効く)4.漠然とした集団に対して祈るより、具体的な個人に祈る方が効果が高い。 (○○家の皆さんがお幸せでありますように・・・より、Aさん・Bさん・Cさん・・・がお幸せでありますようにと、個別に祈る方が良い)5.祈りの質が高い方が、効果も高い。 (いつもは祈ったことがない人が祈るより、牧師・僧侶等常に祈っている人の祈りの方が効く) 興味のある方は是非ご一読下さい。 それ以来、私は「祈り方」を変えました。1.具体的に個人をイメージして祈る。 例えば、今までは「今日も1日、○○家の皆様がお幸せでありますように」と祈っていましたが、「今日も1日、Aさん・Bさん・Cさん・・・がお幸せでありますように」と、一人ひとり顔を思い浮かべながら祈るようにしています。2.ちょっとした時間を見付けては、頻繁に祈る。(量を増やす) 電車や人との待ち合わせ時間、お風呂に入ってくつろいでいる時間等。これにより祈りのアマから、祈りのプロに近付く訓練を続けています。 最初は「祈りは神壇の前で行うもの」という固定概念があって、例えば風呂に入りながら祈るなんて不謹慎ではないか、と躊躇しましたが、広池千九郎博士(総合人間学モラロジーの創建者)の「心は、いつでも何処でも自由に使える」という教えを思い出し、「神様(特定な宗教とは関係の無いサムシング・グレート)に喜んで頂ける心を使うのに遠慮はいらない」と思えるようになりました。 被災地に友人や親戚がおられる方は、その方の顔を思い浮かべながら、無事を祈って頂ければ幸いです。 被災者の無事と一日も早い復興を祈る心で、世界がひとつになり、これが世界平和を生む出発点となりますようにと、賢ちゃん、祈らずにはおれません。