【LOOK695ZR】ヘッドパーツグリスアップ
クラシカルなタイプのヘッドパーツは、ベアリングがむき出しで入っていて、定期的なグリスアップが必要ですが、最近のアヘッドやインテグラルでは、シールドベアリングが用いられていることが多く、メンテナンススパンが長くなっています。しかし、放っておくと、汚れがたまり、モノによってはベアリングを抑える部品が、固着してしまうことがあります。585に乗っていたとき、固着まで行きませんでしたが、水が浸入し、ベアリングの一部がサビてしまったことがありました。1年に1~2回、もしくは、大雨でライド中に降られてしまったときなどには、その都度グリスアップをすることをお勧めします。LOOKは、HEADFITシステムという独自のシステムを使っていて、ほかのインテグラルタイプと違う分解方法になります。まずは、ステムやスペーサーを外して、フレームに付属の専用工具で、左に回転させてばらします。次に、フォークを横向きにして、メンテナンス用の穴から、アーレンキーを突っ込んで、抜け止めの棒を引き抜きます。そうするとフォークが抜けます。今回の記事に関係ありませんが、フォークのみでどのくらいの重量なのか測ってみました。フォーク単体で315gでした。こんなに軽いのにしっかりしてるので驚きです。外したパーツはパーツクリーナー等できれいに洗浄して、ベアリング周りにグリスを塗って逆の手順で組み立てます。前は、シリコングリスを使っていましたが、デュラエースグリス(シマノプレミアムグリス)で問題なかったので、最近は、デュラエースグリスを使っています。アーレンキーを差す穴にゴム製のキャップがついていますが、ちょっと触っただけで取れてしまい、なくなりやすいので、透明のシールを貼ってあります。LOOK公式↓アルミパーツとカーボンパーツが重なる部分は薄くでいいので塗っておかないと電位差で固着してしまいます。1年に一回ぐらいで十分なので、たまには分解してグリスアップを・・・。プレミアム グリス 125ml (shimano premium grease) シマノ純正ルブリカント シマノ(R2LCGRS125X) ケミカル 自転車 bebikeシマノ プレミアムグリス 100g