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テーマ:政治について(19803)
カテゴリ:健康・ダイエット
「動物園では、何らかの原因で、野生に戻ることができなくなった動物の飼育・繁殖に取り組んでいます」との表示がありました。
ここは、北海道・旭川市にある旭山動物園です。 年間入場者数では東京・上野動物園を上回る日本一の観客動員を誇る動物園。 玄米菜食を始めてから「動物園」には行かない主義でした。 ところが私が会員となっている札幌のボランティア団体が「旭山動物園訪問」を組み込んだ日帰り例会ツアーを計画しました。 そこで、懇意にしています会員から私に「強い参加要請」があり、昨日(7月6日)、この例会ツアーに参加した次第です。 マイクロバスで、まずは、「霊芝」を人工栽培している「工場」を訪ねました。 説明者の話によりますと、ナラの木を高温で殺菌して、無菌状態にして胞子を接種することから工程が始まります。 温度管理された工場内の培養室も見せていただきましたが、既に培養は終了しており、別棟のハウスに移植されておりました。 「これだけの規模の工場は、日本でも珍しい」と説明者は言う。 それは単に、無菌状態など「反自然」な条件下で、高いコストを掛けて人工栽培しているから、「大量販売しないと採算が取れません」と宣言しているだけに聞こえてきます。 野生の霊芝は確かに「霊薬」でしょうが、工場内で人工栽培されたモノは最早、「霊芝」ではありません。 更には、これを材料にして、製造されている「健康食品」も、「健康に資する食べ物」ではなく、「食べてはいけない化学製品」略して「食品」に過ぎません。 昼食は、旭川の寿司屋さんでした。 「事前に注文を」をいうことでしたので、私は「握り寿司」としました。 当然、シャリは白米です。 久しぶりの白米でしたが、「お菓子のように」感じられ、噛み応えが全くありません。 この寿司屋を出るとき、「十割蕎麦」の看板がありました。 「事前の注文」メニューには「十割蕎麦」がなかったのが、残念です。 この後、旭山動物園コースと三浦綾子記念館コースとに分かれて、私は前者を事前に選択していました。 私は、この動物園に入るのは初めてです。 そこで、今まで3回ほど入園したことがあるという「男女ペア」に「お邪魔でなければ同行させて下さい」と言って、3人連れで園内を回りました。 そこで冒頭の掲示を見て、始めてメモした次第です。 「何らかの原因で、野生に戻ることができなくなった動物」の最たるモノこそ、「ホモ・サピエンス」ではないのか。 多くのホモ・サピエンスには、その結果にも意識がなく、原因も分からないだけで、 原因は明確であります。 つまり西洋「文明」化です。 「文明」化すればするほど「野蛮になる」ホモ・サピエンスです。 このことは、オラウータン「展示場」で、より鮮明になりました。 余り目立たない掲示板があり、この内容を下記に要約引用させていただきます。 このオラウータンの故郷はボルネオ島です。 ホモ・サピエンスは、この島の原始林を伐採して、アブラヤシを植林しました。 このアブラヤシの実から搾り出した油が「パーム油」です。 このパーム油の最大の消費国は日本であり、カップめんやお菓子、洗剤の重要な材料となっています。 オラウータンは、このアブラヤシの実を食べる「害獣」と認定され、その「母親」だけが、ホモ・サピエンスによって殺されています。 ヤシ油はバイオ燃料として使われ、 「自然に優しい」とか、 「温暖化を抑制する」とか、 言われていますが、こんな台詞は「幻想」に過ぎません。 要約引用を終了 その遺児である子供たちが「動物園」に売られてきています。 地球上では、ホモ・サピエンスを含めて、あらゆる生命が売買の対象となっております。 それでは、この園内に、ホモ・サピエンスの「展示場」は有るのかな、と探しあぐねましたが見つかりませんでした。 しかし、有力な「候補地」は数箇所にありました。 それは「トイレ」です。 ここの壁を撤去して、他の展示場と同様、外から見えるようにして、「生態展示」をすれば良いのです。 ペンギン「展示場」で、ある女性のホモ・サピエンスが、展示場内のペンギンを見て「ああ、ウンチしている」と声を挙げたようになると思います。 これは蛇足でしょうが、私はこのツアーには「単(ひとえ)の和服(着物)」で参加しました。 園内でも、この「和服」でした。 私の耳には入らなかったのですが、3人連れの女性が私に教えていただきました。 「やっぱり、着物はいいいねーと振り返って見ていた人がいましたよ」と。 珍しい「ホモ・サピエンス」が「移動展示」しているので驚いたのでしょう。 素晴らしい案内人のおかげで、それぞれの「展示場」での「もぐもぐタイム」に合わせて園内を回ることができました。 「もぐもぐタイム」とは、売られてきた動物たちに、ホモ・サピエンスが「餌」を与えて、それを「見せ物」とする時間です。 そうであれば、園内のレストランや食堂も壁を撤去して「噛む噛むタイム」としてホモ・サピエンスも「見せ物」にすることを提案します。 別に「見せ物」にするまでもなく、 私たちホモ・サピエンスは「餌」を与えられ、 「飼育・繁殖」を管理され、 「野生に戻れなく」、 「自然に戻れなく」なってしまいました。 自然である私たちが、自然に戻りさえすれば、 健康を意識することなく、 病気に罹病することもなく、 介護の世話になることもなく、 天寿を安らかに迎えて、還って行くことができます。 これに「気付き」を与えるのであれば「動物園」にも、その存在価値があるのですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.07 09:39:37
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